面接を受けるのが嫌だ、あるいは不合格になったのでもう就活をやりたくないと思っていませんか?就活はしたくないけど、働かなきゃ食べていけないのが現実です。
そこで、自宅に居ながら簡単に就活ができるなら、やってもよいと思いませんか?
私は大手企業の新卒採用活動を15年以上している現役面接官の「はれきち」です。採用側の目線で就活のアドバイスを行っています。
- 就活したくない理由
- 自宅就活がおすすめな理由
- 逆求人サイトを利用すれば就活の手間が省ける
この記事を読めば、従来の対面からweb面接が中心になったことで、一度も会社訪問せず内定をもらえることがわかります。特に逆求人サイトを活用すれば、会社を探す手間が省け、且つ相手企業からアプローチを受けることができるでしょう。
就活は逆求人サイトに複数登録して、しっかりプロフィールを作り込めば、あとは家で気楽に待つだけ
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・文系比率8割以上で特に女性登録者が多い
・紹介案件は3,4件のみで不要なメールがこない
・Googleの口コミが4.7の高評価
・就活に出遅れたと思ってるなら必須
・逆求人サイトなら絶対登録すべき神サイト
・登録企業18,533社からのオファーは内定への近道
就活したくない理由
就活はしたくない、でも働かないと食べていけない。頭ではわかっているけど、どうしても気がのらず行動に移せないですよね。決して、’’働きたくない’’わけじゃないのに。
就活したくないのにはいくつか理由があります。
- 就活したくない理由
- ①面接を受けたくない
②うつになりそうだから
③ただの甘えから
面接を受けたくない
働きたいけど、面接だけは受けたくないと思っていることです。面接官と1対1なんて緊張して嫌だ、逃げ出したい、何を質問されるかわからないから怖いなど。まだ、面接を経験していなくても想像しただけで不安になりますよね。
または一度面接を経験して、もう二度とやりたくない、それぐらいショックを受けたのかもしれません。まさに面接=トラウマになっているのです。
私はなるべくリラックスできるよう、雑談から始めて場が温まってから面接を開始するようにしています。それでも極度の緊張から頭が真っ白になる人がいます。そうなっても気にする必要はありません。初対面で何を質問されるかわからないので、みんな大なり小なり緊張していますから。
うつになりそう
このまま続けると気が滅入って、’’うつになりそう’’だから就活したくないと思うことです。人生を左右する就活で頭がいっぱいになり、悩みが深くなっていませんか?食欲が低下、よく眠れない、ネガティブなことしか考えられなくなったら赤信号です。日常生活に支障がでているなら危ない状況です。
ただ、そこまではいってないけど、『どの会社にも就職できなかったらどうしよう』と落ち込んでいるなら、その時は就活を一旦休みましょう。リフレッシュすれば、また就活ができますから。
私は就活でうつで就職浪人した人や仕事でうつになった人を見てきました。時間が立てば何とかなると考えてはいけません。気力があっても身体がすぐに反応するため、頭痛、吐き気、めまい、腹痛がおきてしまうのです。身体が正直に反応するため、頭では制御できません。
もし就活うつになったら、ひとりで抱え込まないよう、就労移行支援を活用すると、就職しやすくなるので安心してください。
>>【うつ病で就活できない】隠さなくても早く就職できる方法【採用者回答】
ただの甘えから
ただ単にやる気がでなく’’ただの甘え’’から、就活をしたくないと思っていることです。企業研究するのは大変だし、他社と比較するのに時間がかかるし、志望動機、自己PR、ガクチカと暗記すべきことが山ほどやりますからね。
その気持ちよくわかります。例えば、学校の期末テストを家で勉強していると身の回りの汚さが気になって、いきなり整理整頓、掃除を始めることがありますよね。目の前の期末テストをやらないといけないのに、掃除に逃げたくなるのです。
またはダイエットと同様に『明日から始めよう』といいながら、今日までの唐揚げは大丈夫といいながら、食べてしまうようなもんなんです。結局、明日といいながら先延ばしを続けるのが、オチですが。
スケジュールのケツが決まら
ないと先延ばしになりがち、
強い意志で乗り切ろう
自宅に居ながらできる就活がおすすめ
『就活したくない、でも働きたい』そう思っているなら、私は自宅に居ながらできる就活をおすすめしたい。
受動的、消極的といわれようが今は自宅に居ながら就活ができるのです。
- 自宅就活がおすすめな理由
- ・企業は対面からweb面接に移行している
・交通費がかからず、お財布に優しい
・精神的に楽チン
対面からweb面接に移行している
企業は対面からwebを中心とした面接に移行しています。今や会社説明会、一次面接、二次面接、最終面接のすべてwebという会社は珍しくありません。私の会社は昨年、一度も対面の面接を行わず、内定を出しました。内定式、入社式のみ来社してもらいました。
今や家から一歩も出ずに内定を取ることが可能なのです。
よって、家で企業研究し、自己分析をして、web面接にのずむだけなのです。
交通費がかからない
企業に出向かず、自宅で就活を完結させるので、交通費はかかりません。地方から東京の会社へ面接するなら、往復で2~3万はかかります。一次、二次、三次面接と進むと×2、×3と増えていくのです。
本当はもう一社受けたかっただけに、交通費が多くかかるという理由で受けられないことがあります。web面接は交通費を考えなくてよいので、純粋にエントリー数を増やすことができるのです。
地方出身なので東京の面接は1社しかムリでした
精神的に楽チン
自宅が拠点なので、A社、B社、C社とそれぞれ会社説明会に出向く必要はありません。会社が家から近ければ負担は少ないですが、ほとんどは遠いのです。
従来ならエントリー数を増やそうと思えば、積極的に企業訪問する必要がありました。当然、行動力が必要なため精神的負担は計り知れず。
私は方向音痴なので、だいぶ早く行って場所を確かめていました。東京の地下鉄は出口を間違えると『もう、ここはどこ?状態』です。道が合ってると思ったら違う方向をいていたり大変でした。土地勘がないところに行くと疲れますからね。
また、対面の面接を行わないので、面接官の圧力を軽減できます。webを通すと、圧はそこまで感じません。周りを見渡せば、自分の部屋ですからリラックスして面接にのぞめます。
私が学生時代の時は地方に居たので、前泊したり、朝早く出発したりと日程調整が大変でした。
webなら交通費や宿泊代がかからないので、自宅に居ながら東京の企業にエントリーできます。
自宅に居ながら就活する方法
就活せずに自宅で簡単に、内定が取れればこんな楽なことはありません。
就活で一番大変なのはどんな企業に就職するか下調べすることです。IT、自動車、繊維、化学、医薬、食品、流通などたくさんある中から関心ある企業を探すのは一苦労です。
探すだけではなく、企業の売上、利益、従業員数、事業所数はもちろんですが、給与、特徴、ストロングポイント、業界地位、経営理念、同業他社との違いなどまとめる必要があります。これらは「なぜ志望したのか?」動機づけになります。必ず面接官から聞かれる質問のひとつですから。
でもこんなことを調べなくても、簡単に企業からオファーを受けることができるのです。
- 自宅に居ながら簡単に就活する方法
- ・逆求人サイトにエントリーする
・プロフィールを記入する
・企業からオファーが来る
・web面接を受ける
・内定を取る
逆求人サイトにエントリーする
逆求人サイトに登録すれば、通常の就活と逆に企業側からあなたへオファーが届くきます。アプローチ型、スカウト型就活サイトとも言われています。
例えばソフトバンクに就職したいと考えていても、ソフトバンクからオファーが届くとは限りません。どんな企業からオファーがくるかわからないのです。予想を超える企業があれば、全く知らない企業もあるのです。
プロフィールを記入する
企業はあなたのプロフィールの欄を見て、オファーを出すか決めています。よって、このプロフィールの欄の内容がよければ、たくさんのオファーが来るし、ダメならほとんど来ないことになります。
たくさんオファーをもらうには、あなたの自己PRで空欄を埋める必要があります。さすがに、空欄を埋めないとアピールが足りないとなります。
逆求人サイトではプロフィールの記入が肝になります。コツは抽象的な言葉ではなく、具体的な例を挙げて、説明するとわかりやすくなります。
企業からオファーが来る
プロフィールを見た企業からスカウトが来ます。
「是非、あなたに入社してもらいたいので面接を受けてくれませんか?」とオファーが来るのです。企業研究をして、志望会社を決めようとすれば、かなりの時間を要します。でも、逆求人サイトを利用すれば、その時間を短縮できるのです。
あなたから特別に行動を起こす必要はありません。わざわざ出向くことは必要ないのです。自宅に居るだけで、相手企業からオファーが来ますから。
web面接を受ける
このご時世ほとんどの面接はweb面接となります。web面接となれば、外出する必要なく、自宅で面接ができるのです。交通費は圧縮できるし、移動時間もゼロなのがいいですよね。
対面とwebを選択できるなら必ずwebですね。
>>【WEB面接の流れ】初心者でも簡単にわかるやり方とコツ【まとめ】
内定を取る
通常は一次、二次、最終面接となりますが、逆求人サイトによって、いきなり最終面接となることがあります。最終面接をクリアすると晴れて内定となります。
行きたい会社でなければ、期日までストックしておけばよいし、お互いの波長が合ったら、入社の決断してもよいでしょう。
逆求人サイトでオファー率を高める3つの方法
ただ登録すれば、後はオファーを待つだけではありません。企業からオファーを受けられるようちょっとしたコツが必要なのです。
①逆求人サイトに複数登録する
②プロフィールを充実させる
③2、3日1回はログインする
逆求人サイトに複数登録する
逆求人サイト一つに登録するより、タイプの異なる逆求人サイトに複数登録したほうが、オファー率は高くなります。
全国対応、首都圏対応、理系向けなど様々です。
逆求人サイトごとに登録されている企業が違うので、複数サイトに登録すればバリエーションが豊富になります。ベンチャー企業が多いサイト、関東の企業が多いサイトなど。
プロフィールを充実させる
逆求人サイトに登録すれば、必ずプロフィールに自己PRを記入しなければなりません。ここが一番のポイントになります。オファーがあるかないかは、プロフィールの出来次第なのです。
企業はプロフィールを見て、声をかけるか(オファーするか)判断します。
★プロフィールを上手く書くコツ
採用側の立場として、どのようなプロフィールにオファーするのか教えます。
・内容が抽象的ではなく、具体的である
・具体例があり、映像として浮かんでくる
・プロフィール欄がしっかり埋まっている
・自分の強みが明確に書けている
・文章から熱意を感じる
客観的にプロフィールを見て、『弊社で是非一緒に働いてもらいたい』と思わせる内容(人間性)だと、間違いなくオファーが来るでしょう。
プロフィール作成は一番時間をかけてください。出来の良し悪しで、全てが決まるといっていいでしょう。
2,3日に1回はログインする
企業がオファーを出しても、放置していると受け取ることができません。1週間、2週間と空くと面接日のやり取りができません。頻繁にサイトにログインしているか相手企業からは見えるようになっているのです。
例えば、前回のログイン○日前、前回ログイン〇月〇日と企業のサイトからはわかるのです。数週間以上ログインしていないと、サイトを見ていないと判断されるのです。
よって、2,3日に1回はログインし、チェックするようにしましょう。ログイン率が高いほど、オファー率も高くなるのです。
おすすめの逆求人サイト
オファーボックスを軸に複数のサイトに登録すれば間違いはありません。当然サイトの登録及び利用は無料です。
あとはプロフィールを作り込むだけです。あなたの「自慢」や「人間性」は必ず入れてください。何しろ、企業はプロフィールでしか判断材料がないのです。
例えば、自分には自慢することがないと思っているなら、アルバイトで一番褒められた点や継続して成果を出したことを具体例にして説明するだけでよいのです。十分アピールになります。
オファーを受諾すれば、いきなり面接になるパターンが多いです。改めてESを提出することは稀です。
★オファーが届くコツ
・プロフィールは定期的に付け足したり、微調整する
・ログインは2,3日に一回は入る
プロフィールを作成して、オファーが今一つ来なければ、微調整してください。また、ログイン率はサイトをちゃんと活用している証拠になります。
就活あきらめてやめたい
就活したくないし、働きたくもない、フリーターでいいやと考えているなら、ちょっと危険です。
就活せず、働かない選択をすると、親のすねをかじるか、彼女のひもになるしかありません。結局、食べるためにアルバイトか派遣社員とならざるを得ません。正社員と生涯賃金を比較すると1億円以上ちがってきます。福利厚生や年金が大きく違ってくるので、金額以上の差に感じるでしょう。
就活をあきらめて、フリーランスでいいやと思っても、今以上のいばらの道となります。何をして生計を立てるか、どこから仕事をもらうのか、人脈作り、独学での勉強、何より起業するには強い意志が必要になるのです。
本当に就活をやめてしまうと本当に大変なことになるのです。
疲れたなら、一旦休憩し、自宅就活から始めてみるがよいでしょう。
>>【採用者が教える】就活あきらめてやめたい、疲れた人へ3つの脱出方法
まとめ
結局、『就活したくない』と考えても、働かなきゃ食べていけません。受け身と取られようが、消極的と取られようが、合同説明会や企業訪問をしなくても就活はできるのです。
中でも自宅に居ながらできる就活として、逆求人サイトと相性がよいのでおすすめです。企業研究に時間をかける必要がなく、web面接を活用すれば、交通費がかかりません。
10年前の就活では考えられませんが、今ではこのようなやり方でも十分内定を取ることができるのです。
少し就活に疲れた、向いていないなら、自宅就活をやってみてはいかがでしょうか。