【うつ病で就活できない】隠さなくても早く就職できる方法【採用者回答】

2020年4月27日

うつ病

うつ病を抱えながらの就活は本当に大変です。

パニック障害、適応障害、躁うつ病を患っている方も同様に苦労します。

先日、中途採用面接をして印象がよかったので入社してもらったのですが、数日後に体調を崩し辞めてしまいました。

あまりにも突然だったので詳しく聞くと、『うつ病を隠し、入社してすいませんでした』とのことでした。

見た目は普通なのに、いざ実務になるとうまく自分をコントロールできなかったようです。

このような経験をして、既に挫折をあじわった、面接に落ちて心が折れた、もうダメだと就職を諦めた人いませんか?

または体調がもう少しよくなってから就活しようと考えてませんか?

私は大手企業の新卒・中途採用活動を15年以上している現役面接官の「はれきち」と申します。

採用する側の立場として、合否のポイントをぶっちゃけてあなたの悩みを解決する配信をしています。(Twitter版はこちら

<この記事でわかること>
・通常の採用面接は何度も落とされる
・実はうつ病は隠さない方が
早く就職できる
・障害者雇用促進法を知れば納得
・ハローワークよりうつ病支援会社の方が離職率が低い
・うつ病支援会社の上手な活用
方法

通常の採用面接に何度もチャレンジし、悲しみに打ちひしがれることはもうなくなります。

確実に社会と接点を持ち、就職することで自信を徐々にでもよいので取り戻していきましょう。

はれきちの合格レシピ

最短ルートはうつ病支援会社に登録し、障害者手帳を入手すること




うつ病で就活できない人は多い

うつ病を発症するとまともに就活ができなくなります。

なぜこんなことができないのか?と自分を責めてはいけません。

就活をするのに大事なのは『うつ病をしっかり受け入れる』ことです。

ここからがスタートです。

はれきち

大丈夫、就職は必ずできます

うつは誰でもなる病気

まず、『うつ』は誰でもなる病気だと認識してください。

あなたの気持ちが弱いから病気になったわけではありません。

うつ病で治療をしている人は100万人を超えていると言われています。

日本の人口が1億2500万人なので13人に1人はうつ病の何らかの治療を受けていることになります。

まだ病院へ行っていない人、予備軍を含めるととんでもない数になることがわかっています。

ここまで多いとみんな大なり小なり、抱えている問題と言えるでしょう。

よく言われるのが性格的にうつ病になりやすい人、なりにくい人がいると考えてませんか?

でもそんなことはありません。

私の会社でうつ病を発症した人がいます。

うつ病になった人は性格が明るく、話すことが好きで仕事も意欲的で順調に進んでいました。

ですが、突然発症したのです。

みんなあの人が…と驚いていました。

そうです、誰がなるかわかりません。

見た目では悩んでないと思っても本人は悩んでいたりします。

または、本人も気づかないうちにうつ的思考になってるかもしれません。

一旦、発症すると周辺に相談することもできず、ますます孤立の道へ。

うつ病になると周辺と溝ができ、居づらくなるので休職か退職のどちらかを選ばなければなりません。

結果的に自分を責めて退職せざるを得ないのです。

はれきち

自分を責めてはいけません

うつ病を抱えながら就活は難しい

ひどい人は中途採用の求人広告を見てだけで動悸が激しくなったり、汗をかいたり、震えがでます。

電車にだって乗ることができないのです。

軽い人だと面接は何とかこなせますが、仕事になると気持ちのコントロールが上手くできません。

隠して入社しても体が受けつけないので、結果的に辞めることになるのです。

➡このパターンを繰り返している人は自分の心を傷つけることになるのでやめた方がよい。

かと言って、面接時にうつ病であることを正直に伝えれば、ほとんどの会社では不合格となります。

そうなると、

自信がなくなる→一生この状態続いたら…→そして悩む→一歩踏み出せない

このようにうつ的スパイラルに入ると簡単に抜け出せません。

企業はうつ病を抱えている人は通常の業務が難しいと判断しています。

うつ病を抱えて就活することはかなり難しいと言えます。

はれきち

面接でうつを隠しても
入社後はさらに辛くなります

うつ病を隠さず就職ができる方法

うつ病が治らないと就活はできないと思ってませんか?

もしくはうつ病を隠さないと就職できないと思ってませんか?

採用側の私の回答は何れも『ノー』です。

現に私の会社ではうつ病を抱えながら入社した人が10名弱います。

隠さなければ、企業は理解し受け入れの検討ができます。

ただし、うつ病支援会社のエージェントを介して受け入れる場合がほとんどです。

(この流れについてはこの後で説明します)

面接でうつ病を伝えると不合格になる理由

ほとんどの採用面接でうつ病を正直に伝えると落とされるのはなぜでしょうか?

それはうつ病だからではありません。

<不合格の理由>

採用担当者はうつ病の症状がどの程度深刻なのか分からないからです。

見た目が普通なので、面接を一度や二度やったぐらいでは具合がわかりません。

軽度だと軽作業から慣れてもらうことはできますが、重度であればどうすることもできないのです。

いきなりお客対応したり、ノルマが課せられる営業職は当然難しいのです。

企業がうつ病の人を受け入れる理由

ここからが重要なポイントです。

企業はうつ病の人を全く受け入れないかと言えばそんなことはありません。

大手企業はむしろ積極的に受け入れをしているのです。

ここを理解しておくと、うつ病を隠さなくても就職することができます。

<受け入れる理由>

企業はうつ病抱えている人を障害者雇用枠として受け入れているのです。

「えっ、うつ病は障害者ではない」と思うかもしれません。

うつ病は障害者なのかと落胆するかもしれませんが、現実は精神障害者の中に含まれます。

私の会社でも身体障害者はもちろんですが、精神障害者も積極的に登用しています。

この現状をを受け止めることができれば、容易に就職することができます。

その理由として、

企業は障害者雇用促進法に基づいて雇入れをしなければならないのです。

はれきち

障害者雇用率の達成は
義務なのです

障害者雇用促進法とは

分かりやすく言うと『企業で働く従業員の中に一定数の割合で障害者を雇用しましょう』というものです。

民間企業であれば、障害者雇用率(法定雇用率)を2.3%以上と決められているのです。

1000名の従業員がいれば、23名の障害者雇用をしなければなりません。

未達であれば、人数に応じて負担金が生じます。

法令で決められているので、必ず2.3%を超えなければなりません。

うつ病をしっかり告知した方が企業は受け入れやすくなるのです。

障害者雇用促進法の概要

詳しく知りたい方はこちらから

https://www.mhlw.go.jp/content/000363388.pdf

引用:厚生労働省

障害者雇用義務の中に精神障害者が2018年4月から加わることになったのです。

これは非常に大きいな出来事でした。

それまでは身体障害者、知的障害者のみだったので法令の雇用率を維持するのが大変でした。

企業は特に精神障害者を受け入れてる

企業はコンプライアンス順守のため、あるいはCSR(社会的責任)の一環で障害者雇用を積極的にしなければなりません。

ただ、雇用すればよいわけではありません。

身体障害者が働きやすいように、バリアフリー、手すり、車いす用のトイレなどの整備をしなければなりません。

設備投資がかなりかかる。

知的障害者を受け入れるにも従業員への受け入れ教育、管理者の育成、仕事の選定とかなり教育に時間がかかります。

教育訓練に時間がかかる。

特に中小企業は儲かっていないと簡単にできません。

その点、うつ病を抱えた方は設備投資が不要で、受け入れ教育にかける時間も少ないのです。

よって、最近は障害者雇用率を上げるため精神障害者(特にうつ病、躁うつ病、適応障害、パニック障害)の方を積極的に受け入れています。

ほとんどの企業は法廷雇用率を維持するのに四苦八苦していますから。




障害者雇用枠で就職するには

障害者雇用枠で就職するには、障害者手帳が必要になります。

あなたが思っている以上にハードルは高くないので安心してください。

いきなりすぐに取得しなくても構いません。

うつ病支援会社に通い、相談しながらで十分対応できます。

早く就職する手順

①うつ病を精神障害者として受け入れる

②うつ病支援会社を利用する

③障害者手帳を取得する

④うつ病支援会社のエージェントに紹介してもらう

⑤福利厚生の充実している大手企業に就職する

通常の生活はできるし、会話もできる、他の人と違うのはうつという病にかかっているだけですから。

精神障害者として受け入れることができれば、必ず就職することができます。



精神障害者保健福祉手帳を取得する

受け入れることができれば、精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳)の取得を目指しましょう。

いきなり取得となると精神的にハードルが高いので、うつ病支援会社でアドバイスをもらいながら進めましょう。

症状により1級、2級、3級があります。

等級のレベル

<1級>日常生活がままならず、介助が必要

<2級>日常生活に著しく制限がかかるので働くことが難しい

<3級>日常生活もしくは社会生活に制限を受けるが働くことができる

条件として初診から6か月以上経過している方になります。

手続きは簡単で区役所、市町村役場の福祉窓口で、精神障害者保健福祉手帳用の申請書と診断書を受け取り、病院で書いてもらうだけです。

薬を飲みながら日常生活を送れている人はほとんど3級に該当しています。

就職しやすくなるメリット以外に、交通機関の割引、携帯電話の割引、所得税の軽減などが受けれます。

取得すれば就職しやすい

取得すれば、圧倒的に就職の確率が上がります。

どの企業も障害者雇用に力を入れていますので、取得を目指しましょう。

障害者雇用率はCSRにおいて重要な指標となっているのです。

支援が得られる就職方法

就職支援

うつ病を抱えている人は支援を受けた方が圧倒的に就職しやすいです。

まずはどのようなうつ病支援があるか紹介します。

《うつ病支援》
①ハローワークの障害者求人を利用する
うつ病者を対象にする求人サイトを利用する
③うつ病専門の就労移行支援サイトを利用する

ハローワークの障害者求人を利用する

一番身近にあり、厚労省管轄のハローワークを利用する方法です。

年々就職件数は増えています。

メリットは全国を網羅している点です。

ただし、就職率は約50%弱です。

就職しても2人に1人は辞めています。

ハローワークの職員はうつ病専門で働いているわけではありません。

よって踏み込んだ支援が難しいのです。

ハローワークを通じた障害者の就職件数について

https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11704000-Shokugyouanteikyokukoureishougaikoyoutaisakubu-shougaishakoyoutaisakuka/0000208520.pdf

引用元:厚生労働省

軽度の方はハローワークを活用してもよいですが、私はおすすめしません。

ハローワークはうつ病を専門にしていないので、担当者によって力量の差が大きいのです。

紹介だけなので離職率が50%と高めです。

うつ病者を対象にする求人サイトを利用する

すでに障害者手帳をお持ちの方は業界最大手のatGPがおすすめです。

求人件数が多いのはもちろんですが、勤務時間や職務調整の相談に無料で乗ってくれます。

<すでに障害者手帳お持ちの方>

うつ病支援会社ではなく、求人サイトならアットジーピー【atGP】

・障害者雇用求人サイト実績NO.1

・15年の実績から障害者の求人企業数が多い

・面倒な書類作成をサポート



うつ病専門の就労移行支援会社を利用する

うつ病専門の就労支援サイトを活用すると就職しやすくなります。

企業へ直接面接に行くより、就労支援サイトを経由した方が早く決まるのです。

就労移行支援とは国の支援(障害者総合支援法)により必要な知識やスキルを習得し、一般企業への就職をサポートします。

うつ専門のコンサルタントがいるので誰にも話したくない悩みを相談できます。

状況を把握した上で企業を紹介できるので、定着率が高く、ハローワークに比べても断然いいです。

うつ病を抱えていると定着率が低くなりますが、サポートが充実しているので高いのが魅力です。

一歩を踏み出すために資料請求だけでもしてみてはいかがでしょうか?

このまま何もしないと進展はありません。

失敗してもいい、今より悪くなることはない、そのぐらいの気持ちで一歩を踏み出しましょう。

人事部とネットワークがあるうつ病支援会社を利用すると圧倒的に就職しやすいです。

企業とパイプが太く、情報共有しやすく、就職後のフォローもしっかりしているので私の会社でも助かっています。

ちなみに私の会社で働いているうつ病の方も全員このパターンです。

ここでは私の会社でもお世話になっている2つの支援会社を紹介します。

LITALICOワークス【公式サイト】
《特徴》
・就活から就職後の定着までサポートしてくれる
・これまで6000名以上をサポートした実績がある
・人間関係、働く自信がない、面接が不安な方におすすめ
就職6カ月後の定着率が88%と極めて高い
・全体の60%が精神障害で占め、うつ病に多く対応している
・全国に80か所以上の拠点があるので見学しやすい

資料請求、見学会はこちらから⇒【LITALICOワークス】



ミラトレ【公式サイト】
《特徴》
未来とトレーニングを掛け合わせたミラトレです
・パーソナルグループなので安心感がある
(テンプスタッフ、dodaなど)
・一人ひとりに支援計画をたてます
・就職率は98%とほぼ就職しています
就職6ケ月後の定着率は80%と高い
・感情のコントロール、コミュニケーションが苦手な方に向いている
・傷害のある人社員が300人子会社で働いているのでノウハウがある
・疑似就労環境が整っている
・利用者の9割が満足している


事業所が東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫にしかないので注意してください。

まずは資料請求と見学会はこちらから⇒ミラトレ



※就労支援移行事業は9割の方が無料で利用できますが、前年の世帯所得により負担が生じる場合があります。

もう就活に失敗するのはイヤ、通常の採用面接に行きたくない、完全に治ってから考えている人向けと言ってよいでしょう。

※うつ病支援会社は障害者手帳が無くても利用できます。

症状により相談しながら精神障害者保健福祉手帳の取得を考えてもよいです。

まずは、何事も最初の一歩目が大切ですね。

はれきち

一歩、いや半歩でもよいので
踏み出しましょう

うつ病支援会社を利用すると実は早く就職できる

うつ病支援会社を利用すると早く就職できます。

急がば回れです。

企業とうつ病支援会社はパイプが強いので、いきなり面接に行くよりも一旦うつ病支援会社を経由した方が遠回りのようで実は近道なのです。

人事部はうつ病支援会社だけでなく、身体障害、知的障害者支援会社とも定期的に情報交換しています。

例えば、支援会社から下記のような紹介を受けるのです。

『精神障害でパニック障害の方がおられますが、病状は軽くサポート業務であれば問題ないです。勤務時間も時短は必要ありません。御社で一度面接して頂けないでしょうか?』

採用担当者は障害者雇用率を上げないといけないので、

『条件よいですね、面接させてください』とお願いするのです。

従業員数が増えると障害者の方も同様に増やさないと法令違反になるので、常に気を配っています。

うつ病の症状をいつも身近で見ている支援会社のアドバイスは貴重でなのです。

私が面接して1度や2度ヒヤリングしたぐらいではどのくらいの仕事ができるのかわかりません。

このようにエージェントを通した方が病状の程度(軽度・中度・重度)が分かるので安心して入社させることができるのです。

どのような仕事をさせたらよいかイメージしやすいから。

はれきち

病状を伝えて入社した方が
職場環境を優遇してもらえます

うつ病支援会社の上手な活用法

活用方法

まず、就職先を自分で探さなくてよくなるので安心してください。

全てエージェントが最初のコンタクトを取ってくれます。

受け入れ体制の整った企業を紹介してくれるので、安心して面接を受けることができます。

一番よくないことは家にこもること

一番よくないのは家でじっとこもることです。

まず、外の出れば社会とつながっていることを実感できます。

支援会社へ通う習慣をまず身につけましょう。

人と接することで、徐々に自信がついてきます。

うつ病支援会社は経験豊富なスタッフがいるのでどこでつまづきやすいか熟知しています。

うつ病に理解ある企業を探してくれる

うつ病に理解ある企業を探せれば、就職にグッと近づくことができます。

大手企業以外の中小企業、ベンチャー企業は障害者、うつ病の雇用はまだまだ発展途上です。

特に都市部より地方の方が受け入れ企業が少ないのが現状です。

当然自力では難しいので、エージェントが過去のデータ、実績を基に探してくれるので助かります。

エージェントからいくつか案件を紹介してもらったら、なるべく大手企業を選択しましょう。

大手企業は採用数が多く、福利厚生も充実していますから。



うつ病でも仕事ができる自信をつける

理解ある企業に就職できても仕事が思うようにできなければ、辞めることになります。

トレーニングをして、小さな自信をつけていくしかありません。

うつ病支援会社でトレーニングを積むことができるので是非利用しましょう。

就職する前に訓練をしっかり積んだ方が、離職しにくいです。

心と身体のトレーニングを事前に積めるのは大きいです。

就職するのが目的ではなく、働き続けることが大切ですからね。




まとめ

うつ病や精神障害を抱えながら就職をするのは本当に大変です。

私は身近で見てきましたが、気持ちと身体が一体にならないうちは、うつ病専門の支援会社を利用した方が早く就職ができます。

急がば回れではないですが、うつ病を隠して就職するより近道なのです。

失敗しても大丈夫です。

誰かに迷惑がかかるわけではありません。

何も恥ずかしいことではありません。

<見学から始めよう>

全国対応でうつ病の就労実績6000名の【LITALICOワークス】


大手企業の安心感と環境整っているパーソナルグループのミラトレ

見学や資料請求してイメージをつけてから、申し込めばよいのです。

いきなり入ろうと思わず、まずは見学で様子を確認しましょう。

訓練していけば、また必ず仕事ができます。

うつ病であることを隠し続けて就活することは心に負担をかけることになります。

運よく就職できても長続きしません。

うつ病支援会社を通して理解ある企業に就職できれば、大きな心配事が減ります。

その分、仕事の楽しさを見つける心の余裕につながるでしょう。

Posted by はれきち