web面接の目線はどうすると印象がよくなる?【面接官回答】

対面式で話すときは目線を合わすことができますが、web面接だとどこに目を向ければよいのか迷いますよね。
『画面を見ながら、話すだけじゃダメなの?』と思っている人は注意が必要です。
では、面接官の話を聞くときは画面を見ますか?それともカメラを見ますか?
あなたが発言する時や聞くときどこを見れば、面接官の印象がよくなるのでしょうか?
企業の新卒・中途採用活動を15年以上している現役面接官の私がアドバイスいたします。
これまで私はweb面接の面接官として延べ数百名に対応した結果、感じたことをお伝えします。
この記事ではweb面接で発言する時の目線はカメラに向け、面接官の話を聞くときは画面を見るとよいことが分かります。
また、スマホスタンドを活用すると目線を上がり、印象がさらによくなります。
web面接で目線はほとんど合わない
私の会社でweb面接を本格的に導入し始めたのはここ2、3年です。
この間、私は面接官としてのべ数百名の就活生や中途採用者をweb面接をしてきました。
まあまあ経験している方だと思いますが、私と目線が合う人は少なかったです。
特にスマホを利用している人はほとんど目線が合いませんでした。

スマホで面接した9割以上の
人は目線が合いませんでした
目線が合わない原因

なぜスマホを使用すると目線が合わないのでしょうか?
それは大きな原因が2つあるのです。
原因①
話すときスマホのカメラではなく、画面を見ながら話しているからです。
画面を見ながら話していますが、自分だけが目線を合わせてるつもりになっているのです。
面接官からは、目線が下向きで映り発言に自信がなく消極的な印象になります。
原因②
机の上にスマホを置いて角度調整だけで高さが足りないのです。
本やペンケース、周辺にあるもので固定しているだけなので、最初から下向きで聞いて、下向きに発言しているのです。
スマホスタンドを使用していないので、ひどい人は首がくの字になっていました。
対面では首を折り曲げた姿勢だと目線は絶対にありませんよね。
対面とweb面接の違いがここにあると言ってよいでしょう。
目線が合っていた人

では目線があっている人は意識的にカメラを見ていたのでしょうか?
実はそうでもないのです。
スマホではなくパソコンやノートパソコンを使用していたのです。
パソコンのwebカメラ、ノートパソコンに搭載されているカメラの位置(高さ)が丁度良かったのです。
カメラの位置(高さ)がよいと目線が合っているように見えるのです。
中には意識的にカメラを見て話していたかもしれません。
カメラ位置の高さによって目線が合いやすい、合いにくいことがあるのです。
印象がよくなる目線対策

目線を印象よく合わせるにはどうしたらよいのでしょうか?
印象が良くなる目線のポイントは3つです。
・目線が下向きにならないように高さ調整
・話すときは画面ではなくカメラを見る
・話を聞くときは画面を見て相づちを打つ
目線が下向きにならないように高さ調整
パソコン、ノートPCを利用する人はカメラを意識して話をすれば印象がよくなります。
スマートフォンを利用する人は机に置くのではなく、高さを調整する必要があります。
机の面から10㎝以上は高さを上げましょう。
その際、目線が下向きになりすぎないように注意してください。
本やペンケースで高さは調整できてもや角度はつけにくいです。
スマホスタンドがあれば容易にセッティングできます。
話すときは画面ではなくカメラを見る
話すときは必ずカメラレンズを見ると面接官と目線が合うのです。
私は目線が合えば、しっかり意識できる、意思が強い、自信がある、説得力があるように感じています。
目線が合う方が少ないので、印象が強く残るのです。
カメラを強く見るように意識しないと最初だけになりやすいので注意しましょう。
どうしても集中すると忘れやすい人はカンペに『カメラレンズを見ること』と書いてもよいです。
>>大きな声では言えないがweb面接でカンペがありな理由【面接官回答】
話を聞くときは画面を見て相づちを打つ

面接官が話をしている、もしくは質問をしている時はどこを見ればよいのでしょうか?
目線を合わせるのならカメラがよいですが、相手の話す姿を見ないと内容は頭に入ってきません。
よって、面接官が話している時は画面を見てよいです。
ただし、しっかり理解していることをアピールするためうなずいたり、相づちを打ちましょう。
目を合わす目的は、しっかり相手に理解してもらうことなのです。
よって、画面を見るのであれば、しっかり相づちを打つことを心がけましょう。

目線を合わす目的を
知っておくとよいですね
印象をさらに良くするには目線プラスα
話すときにカメラレンズを見て、目線を合わせるだけで印象がよくなるのですが、さらに良くなる方法があるのです。
それは部屋の明るさを上げることです。
肉眼では室内が明るいと感じてもwebを通すとやや暗く映ります。
昼間でも電気をつけることをおすすめします。
部屋を明るくすれば、単純に顔色がよく見えるのです。
そんなことかと思われますが、部屋が暗いと表情が見えにくく、消極的な印象になります。
芸能人は顔色をよくし、好感度を上げるためにスポットライトを活用していますよね。
それと同じようにスタンドライトを当てると顔の印象は大きく変わります。
表情が明るく見えると健康的で明朗なイメージを勝手に持ってくれるのです。
よって、第一印象で面接官に好印象を与えるのは意外と簡単なのです。
私は最初の挨拶で第一印象を決めていると言っても過言ではありません。
そのぐらい見た目は大切なのです。
印象がよくなる挨拶をしたい人はこちらからどうぞ
>>【web面接】最初の挨拶で決まる!誰でも印象が良くなる方法
まとめ
web面接で話すときはしっかり、カメラに目線を向けることが大事です。
スマホは目線が下に向きやすいので高さを調整する必要があります。
高さや角度を調整し、明るい表情でカメラに目線を向けて話すと面接官の印象がよくなります。
スマホスタンドがあれば高さや角度を調整し、容易に固定することができるでしょう。
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