対面で話すと目線を合わせやすいですが、オンライン面接だとどこに目を向ければよいのか迷いますよね。
『画面を見ながら、話すだけじゃダメなの?』、いやいや『カメラを見て話せばいいんでしょ』と様々です。
カメラ目線で話すと相手と目線は合いますが、それだけだとちょっともったいないのです。
実はカメラに目線を合わせるより、「どうしたら面接官に印象よく見せられるか」を意識した方が見栄えがよくなるのです。
私は大手企業の新卒採用活動を15年以上している現役面接官の「はれきち」です。採用の立場で、あなたの悩みを少しでも解決できるよう合否のポイントをぶっちゃけて配信しています。
- web面接で目線が合うと印象がアップする
- 面接官の話を聞くときは画面の方を見る
- 印象よくするにはカメラ位置の高さが重要
- パソコンやノートPCは目線を合わせやすい
- 部屋の明るさが増すとさらに好印象となる
この記事を読めば、カメラ目線だけでなく、カメラ位置(高さ)、部屋の明るさで顔の印象が変わることがわかるでしょう。結果、面接官の印象がよくなり、回答の説得力が増します。
印象よくするにはもっと室内を明るくし、カメラ位置の高さを上げよう
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web面接で目線はほとんど合わない
私の会社でオンライン面接を本格的に導入し始めたのはここ3、4年です。この間、私は面接官としてのべ数百名の就活生や中途採用者をweb面接してきました。
まあまあ経験している方だと思いますが、そこで感じたのは『目線が合う人が意外に少ない』ことです。厳密にはあっているよう見えるですが…。
特にスマホを利用している人はほとんど目線が合いませんでした。なぜ、わかるかって?
スマホを机に置くので、カメラが下から見上げたアングルになります。結果、顔全体がややはれぼったく映るからです。カメラ位置が低いため、話すとき目線がどうしても下向きになるので、わかっちゃいます。
意識しないとカメラ目線はできませんから
目線が合わない原因
なぜスマホを使用すると目線が合いにくいのでしょうか?それは大きな原因が2つあります。
原因①
まず第一に、話すときスマホのカメラではなく、画面を見ながら話しています。画面を見ると面接官と目線をあわせている気になります。
しかし、目線をあわせてるつもりになっているだけで、実際は面接官から見ると合っていません。
対面だとあり得ませんが、webならではの現象と言えます。さらに声が小さいと面接官からの印象は、目線が下向きで自信がなく消極的にみえます。
原因②
机の上にスマホを置いて角度調整だけしており、高さが足りない。
本やペンケース、周辺にあるもので固定しているだけだと、常に下を向く姿勢になるのです。結果、目線は常に下向きになります。
スマホスタンドを使用しないため、ひどいと首がくの字に大きく曲がって対応している方もいます。対面では首を折り曲げた姿勢になると目線は絶対にあいませんよね。
web面接は対面と同様の目線にならないとしっくりこないのです。
例え目線が合ったとしても、姿勢が悪いと違和感がでます。
面接官の印象は変えることができません
目線が合うと印象がアップする
カメラを見て話すと相手と目線が合います。話すときに目線が合うと「説得力」、「意志の強さ」、「決断力」が増し、印象がよくなります。
カメラを見るのはあくまで手段で、目的は【印象をよくするため】なのです。ただ、カメラではなく、画面を見るだけだと目は合いません。
結果として、回答しても主張が弱く聞こえるのです。それだけ、目力は大切なのです。
面接官がうつる画面ではなく、カメラを見ながら話すのは意外と難しく、意識しないとできません。
意識すればできますが、面接の緊張感からいつの間にか画面を見て話すようになるのです。
カメラ目線は難しいので何かよい方法ありますか?
何かよい方法はないかって?
カメラを見なくても自然と合うように『見える方法』があるのです。
ここがポイント!
スマホではなくパソコンやノートパソコンを使用すると『目線が合っているように見える』のです。例え、画面を見て話しても、面接官からは違和感を持たれないのです。
目線に近い高さの場所にカメラがあると自然と合っているように見えるのです。要は【カメラ位置の高さ】によって目線が合う、合わないが決まるのです。
スマホであれば、スマホスタンドで高さ調整が必要です。目線が合わない原因は目とカメラ位置の「高低差」なのです。
この差が大きければ大きいほど目線は合わせづらくなり、逆に縮めればカメラを意識しなくてもすみます。もちろん、カメラを意識的に見る習慣がつけば問題ありません。
これからパソコンを買うのであれば、目線が自然と合うノートPCがおすすめです。
→【web面接】パソコン買うならノートPCが断然いい!おすすめ5選
印象がよくなる!面接官から3つの助言
印象がよい、悪いは第一印象で決まります。面接官は長年の経験から見て数秒で就活生を「感じがよいタイプ」、「感じが悪いタイプ」に振り分けるのです。
一度振り分けられたら、そう簡単にはくつがえりません。どこを一番最初に見て判断するかは『目線で決まる』と言ってよいでしょう。
では目線で印象よく見せるにはどうしたらよいのでしょうか?
印象がよくなる目線のポイントは3つ
・画面ではなくカメラを見て話す
・カメラの位置を高くする
・室内の明るさを上げる
画面ではなくカメラを見て話す
話すときは必ずカメラレンズを見ると面接官と目線が合います。
私は目線が合えば、しっかり意識できる、意思が強い、自信がある、説得力があるように感じます。目線が合う方が少ないので、合えばそれだけで印象が強く残ります。
カメラを強く見るように意識しないと最後までは実行できません。どうしても緊張すると忘れるなら、カンペに『カメラを見ること!』と書くとよいです。
話すときはカメラ目線、聞くときは画面をみる
→大きな声では言えないがweb面接でカンペがありな理由【面接官回答】
カメラの位置を高くする
パソコンやノートPCを利用するとカメラをあまり意識しなくても目線は合いやすくなります。机が低ければ、PCの下に本を入れて高さを調整しましょう。
カメラ位置が低いと目線を合わせても見下ろしているようにうつります。カメラ位置の高さを上げると目線が対面時と変わらないので違和感はありません。
カメラ位置は目線よりやや下になる高さが丁度よいです。
もしスマホとノートPCのどちらを使用するか悩むなら、ノートPCが断然よいです。カメラ位置の高さがよいからです。また、画面が大きいので面接官の表情がよく見えます。
スマートフォンを利用するのであれば、机の上に置くのではなく、高さを調整する必要があります。スマホスタンドを使い、机の面から10~20㎝以上はかさ上げしましょう。
その際、目線が下向きになりすぎないように注意してください。スマホは本やペンケースで固定はできますが、スマホスタンドがあれば高さと角度を容易に調整できます。
>>【Web面接で印象アップ!】スマホスタンド(卓上&三脚)おすすめ5選
室内の明るさを上げる
目線を合わせても明るさが足りないと表情が暗く映り見えないのです。実際の明るさより、webをとおすと画面ではやや暗くうつるのです。
表情をしっかり面接官に見せることは重要です。部屋の照度を上げると顔の表情が健康的な明るさにうつります。芸能人がよくやっているスポットライトと同様の効果が得られるのです。
よって、昼間で明るくても電気をつけるようにしてください。リングライトやスタンドライトがあれば、是非使用しましょう。
目線を合わせるだけでは印象はよくなりません。カメラ位置の高さと部屋の照度を上げないと印象よくうつらないのです。
よって、目線を合わせて印象よくするには「カメラレンズを見て話せばいいだけ」と決して思わないようにしましょう。
>>【web面接で簡単に印象アップ】照明器具(スタンドライト)おすすめ5選
話を聞くときは画面を見て相づち打つ
自分が話すときはカメラ目線で話すことはよくわかったのですが、面接官が話をしている時はどこを見ればよいのでしょうか?
話を聞くときは、カメラでなく画面を見てよいです。相手の話す姿を見ないと内容は頭に入ってきません。
しっかり理解していることをアピールするため【うなずいたり、相づち】を打ちましょう。
面接官は相づちを打たれると「理解しているな」と感じるのです。よって、画面を見るのであれば、しっかり相づち打つことを心がけましょう。
私は採用担当者として多数の方に話をする機会が多いのですが、よくうなずいたり、相づちを打つ方に目がどうしても留まってしますのです。
それぐらい、印象が強く残るのです。
聞いている姿勢もみられているのですね
面接力診断で弱点を探る
現状の面接力がどのレベルなのか、ひとりだと判断する材料が少ないのです。
まだまだ、面接経験が少なく不安、自信が持てない、弱点が知りたくても自分ではわからないなら面接力診断で確認できます。
たった24の質問に答えるだけで、自己PR、企業理解、コミュニケーション力など不足しているポイントがわかります。
39点以下なら、面接をしても落ちる可能性が高いです。基本に立ち返りもう一度やり直しましょう。
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まとめ
web面接で話すときはしっかり、カメラ目線にすることが大事です。
スマホは目線が下に向くので必ず高さを調整する必要があります。高さや角度を調整し、明るい表情でカメラに目線を向けて話すと面接官の印象がよくなります。
パソコン、ノートPCを使用すれば目線は自然と合いやすくなるのでおすすめです。
スマホを使用するのであれば、スマホスタンドで高さや角度を調整し、目線に意識してのぞみましょう。