web面接はパソコンやノートPCが無くてもスマホさえあれば受けることができます。スマホはカメラやマイクが内蔵されているので、新たに何かを買う必要はありません。
しかし、いざ面接を受ける時にスマホを固定しようすると、意外に難しいことに気がつくでしょう。そうです、ベストな位置がなかなか決まらないのです。
そこで正しいスマホの固定方法はあるのでしょうか?
私は大手企業の新卒採用活動を15年以上している現役面接官の「はれきち」です。採用側の立場で、スマホの固定方法はどうしたらよいか教えます。
- 机の上に置くと見下ろすように映る
- 正しい固定方法は固定+角度調整+高さ+再現性
- 位置を高くすると目線と姿勢がよくなる
この記事を読むと机の上に置いて、角度だけ調整するのは映り方としてよくないことがわかります。面接官から印象よく映る設置方法は、高さが重要です。スマホスタンドがあれば容易に高さを変えられるでしょう。
カメラ位置の高さを上げるだけで映り方が断然よくなる
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スマホを利用する人は多い
web面接ではスマートフォンの他にパソコンやノートPC、タブレットが使われます。その中で誰もが持っているスマホは使いやすいです。
スマホはカメラとマイクが必ず搭載されており、手軽に始めることができます。
面接アプリを簡単にダウンロードでき、企業から指定されたURLにアクセスするだけでつながります。
ほんと便利な世の中になりました。
私の感覚では半数近くがスマホを利用して、web面接を受けています。スマホとイヤホンマイクを組み合わせて使う人が多いです。
スマホカメラは申し分ない性能レベルです
スマホの固定方法とは
オンライン面接で自分を映そうと思えば、スマホを何かに立てかけて固定しなければなりません。動かないように固定するのとカメラの角度調整が必要になりますよね。
固定と角度調整
スマホでweb面接するには『固定』+『角度調整』が必須となります。
web面接の途中でスマホがズレ落ちたり、角度が変わると全く容姿が映らなくなります。こうなると軽いパニック状態となります。
不測の事態とならないよう、しっかり固定をしなければなりません。
なるべく身の回りにあるもので済ませようとすると、下記のものがよく用いられます。
<スマホ固定に利用する物>
・本
・辞典
・ペンケース
・ティッシュケース
・写真たて
・置時計
少々ぶかっこうにはなりますが、面接官側から見えないので、固定と角度調整は何とかできるでしょう。
しかし、このようなやり方は正しい固定方法とはいえません。なぜなら、正しい位置にスマホのカメラレンズを設置できないからです。
正しいカメラレンズの位置
顔が映れば、細かいことは気にしなくていいのでは?
実はこの考えだと損をするかもしれません。なぜならば、もっと印象よく映る方法があるからです。
印象よく映るには’’対面と同様に違和感がない状態’’で、面接官と目線を合わせなければなりません。
まず、スマホのカメラレンズが目線と同じ高さでなければ、対面と同じ状況は作れません。話すときは必ずカメラレンズを見れば、面接官からは目が合っているように見えます。
目が合えば、回答に説得力や信ぴょう性が増します。
目線を合わせやすい状況を作るにはスマホを大幅にかさ上げする必要があります。例えば、本やケースを使って高さをだし、ペンケースを利用して角度調整をする必要があります。
高さの目安はカメラ位置が目線よりやや下がベストです。机の上からだと10~20㎝以上は高くなるでしょう。
この工程を一次、二次、最終面接としなければならないのです。面接する会社が増えれば、再現するのが大変ですよね。
そこで手軽にベストな位置に調整でき、再現する便利なグッズがあるのです。
それはスマホスタンドです。手軽に角度と高さを調整でき、何度も再現できるのが特徴です。
スマホスタンドは便利
スマホスタンドがあると固定+角度+高さ+再現性をクリアできます。価格は1000~2000円未満のものがほとんどなので活用しない手はありません。
スマホスタンドで得られるメリットの一番は手軽に高さ調整できることです。
ほとんどの人は高さが足りず、面接官から見れば、常に目線が下を向いているのです。これではよい印象となりません。
「固定」と「角度調整」だけするのはもったいないです。
「固定」と「角度調整」と「高さ」を気配りできれば完璧といえます。
面接官から印象よく見せるには『高さ』が大事だと覚えておきましょう。
>>【Web面接で印象アップ!】スマホスタンド(卓上&三脚)おすすめ5選
スマホは机の上に置いたらダメ
ほとんどの人はスマホを机の上に置いて、角度だけを調整しweb面接を受けてませんか?
そうなると高さが全く足りません。カメラが下から上に向かって撮っているので、あなたを下から見上げた映像になります。カメラとあなたの顔の高低差が激しいとアゴが腫れぼったく映るので注意しましょう。
ただ容姿が映ればよいのではなく、どのように映れば面接官から好印象を得られるか、考えることが大切です。
ほとんどの人は固定と角度調整だけをするため、高さを加えるだけで差別化につながります。
小さな気遣いの積み重ねが合否を左右しますからね。
カメラ位置を高くすると目線と姿勢がよくなる
なぜ、カメラ位置の高さを上げる必要があるのでしょうか?
答えは対面と同じ目線にすると『姿勢がよくなる』からです。その結果として、面接官の印象がよくなるのです。
対面と同じ目線にする
目線だけを合わせるのであれば、カメラを見て話すと面接官と目は合います。カメラの高さは関係なくなります。
ただ、低い位置にカメラがあれば、目線は合っていても常に下を見ながら話すことになります。面接官からは、自信がないように見えるのです。
逆にカメラの位置が目線の高さにあれば、意識して見なくても目線が合っているように見えます。
理想はwebなのに対面と同じ感覚で話していることなのです。違和感がなくなれば、距離感はあきらかに縮まっていますから。
芸能人がリモートでよく映っていますが、なるべく同じスタジオにいるようなカメラワークになっていますよね。
詳細はこちらを参考にしてください。
姿勢がよく見える
カメラ位置が低いと首がくの字に曲がります。背中も猫背になるのです。カメラ位置は高くすれば、背筋が伸び、目線が正面になるので好印象となります。
やってはいけない固定方法とは
自分をスマホで映すときにやってはいけないことがあります。
相手にバレないと思っても必ずわかってしまいます。
・手持ちで撮る
・自撮り棒で撮る
手持ちで撮る
一番やってはいけないのはスマホを手持ちにしてweb面接へのぞむことです。
当然固定されていないため、ブレます。1~2分ならがんばれるでしょうが、面接は30分~1時間に及びます。徐々に疲れてくるでしょう。
自撮り棒で撮る
自撮り棒で自分にカメラを向けて撮るのはNGです。プライベートで映像を撮るのであれば全く問題ありません。しかし、面接を受ける立場としては常識に欠けるため、やめましょう。
ただし、三脚タイプで固定できるのであれば問題なく使えます。
パソコンやノートPCは高さがある
パソコンやノートPCは上部にwebカメラを設置すると高さがでます。机から20㎝以上は高くなります。
よって、パソコン、ノートPCを使用するなら、高さはさほど気にする必要はありません。
スマホ以外にパソコン、ノートPCがあるならそちらを選択する方がメリットが多いです。画面も大きくなり、面接官の表情がしっかり見えるでしょう。
>>【web面接】パソコン買うならノートPCが断然いい!おすすめ5選
まとめ
web面接はスマホを使用する人が多いです。固定方法は、机の上に置いて、身近にある本やペンケースで固定し、角度調整のみになっています。
ただ、それだけだと高さが足りないので、目線が合わせにくく、姿勢も悪くなります。
スマホスタンドを活用すれば、固定+角度調整+高さ+再現性の全てをクリアできます。安いものだと1000円ちょっとで購入が可能です。
録画するとさらにわかりますが、カメラ位置を高くするだけで、映り方が大きく変わります。結果的に他の人と差別化につながるでしょう。