オンライン面接は顔と顔を合わす対面とは違い、webを介した面接となります。そのため面接官から見えない位置ならば、カンペはバレないのでしょうか?
やはりバレると印象が悪くなるので止めた方がよいのでしょうか?
私は大手企業の新卒採用活動を15年以上している現役面接官の「はれきち」です。採用側の立場で、カンペのありなしに言及し、バレない設置方法を教えます。(X版はこちら)
- 注意事項で自分をいましめる
- 言いたいポイントやフレーズを忘れない
- 最後に質問すべきことを忘れない
この記事を読めば、カンペに回答を一字一句丸写しすると目で字を追うのでバレるとわかります。しかし、短いフレーズであれば、面接のアシストとして役立つとわかるでしょう。
カンペはweb面接で使える『最大の武器』になる
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カンペは設置してもバレない

カンペはカンニングペーパーの略ですが、テスト時に回答をこっそりひそませておく物でイメージはよくありません。ほとんどの人は『それはダメだよ』、『せこい』、『卑怯』と思うでしょう。
まず結論ですが、Web面接でカンペはやり方を間違えなければバレることはありません。
今まで面接官として、何百人もWeb面接してきましたが、カンペ見てるなと思うことは少ないです。もしかしたら、見てるのかな?と思う瞬間は次のような時です。
<カンペがバレるとき>
・一次一句すべて書いて棒読みになる
・回答する前、一旦下を見る
・目線と首が同時に左右へ動く
一字一句全て書いて棒読みになる
忘れないために自己PRや他社との違いなど一字一句をカンペに書いていると目で追うことに集中すると、必ず棒読みになります。素人なので当然ニュースキャスターのようにはいきませんよね。
棒読みなると感情が入らないので、表情が無表情になります。よって、重要なポイントやフレーズのをみ書きましょう。
回答する前、必ず一旦下を見る
面接官から質問をされ回答する前に、必ず一旦下をみて話すと何かあるのかと思われます。それが一回ならまだしも度々するとあやしまれます。下を向くと頭も下がるので目立つのです。
カンペは絶対に机に置かないようにしましょう。
常に下を向くと、自信がない、暗い印象になるので気をつけてください。スマホを使用するならスマホスタンドを活用しましょう。

>>【Web面接で印象アップ!】スマホスタンド(卓上&三脚)おすすめ5選
目線と首が同時に左右へ動く
話すとき必ず目線は定まるのですが、カンペを読みに行くと左右に大きく動くのです。カンペのサイズが大きいと顕著に出てしまいます。
通常、話すときはカメラ目線になるのが一般的ですからね。
目線が左右にブレるとカンペを見ているというより、自信がない、考えが定まっていないと判断されます。
よって、カンペはカメラ付近へ設置し小さめのサイズにすると不自然さはなくなります。
要はこららの3つのことをしなければ、面接官にバレることはほとんどありません。
Web面接ではカンペがありな理由

カンペはあれば非常に便利です。
《カンペがありな理由》
・注意事項で自分をいましめる
・言いたいポイントやフレーズを忘れないため
・最後の逆質問を忘れないため
面接前は一字一句暗記している自己PRや志望動機ですが、いざ面接が始まると独特な雰囲気にのまれ、重要なポイントを飛ばしてしまうことがよくあります。
何度も何度も練習したのに…と。
必ず誰もが経験しますが、面接終了後にあれを『言い忘れた』、『言い間違えた』、または『緊張しすぎて早口になってしまった』と後悔するものです。
Web面接でカンペを使用すれば、この後悔を防ぐことができます。
注意事項で自分をいましめる
まずカンペに書いてもよいと考えているのが、web面接時の注意点です。自分のいましめ、そして、よく出る癖を防ぐための注意事項です。
例えば、
・ゆっくり話す
・話すときはカメラ目線で
・表情は明るく
・下を見ない
・相づちを打つ
・手で顔を触らない
・背筋を伸ばす
web面接は30分もしくは1時間程度ですが、あっという間に過ぎます。注意事項について、最初の5分は覚えていますが、後半になるとすっかり忘れてしまいます。緊張していると客観的に自分を見ることができなくなるためです。
話し方や表情であなたの印象は大きく変わります。
あなたの表情や話し方、しぐさで『自信がある』、『積極性』、『冷静さ』を判断し、人間性をチェックしている
知らず知らずのうちに早口なったり、緊張から頭や顔を手で触ることはよくあります。web面接中にカンペ見ることができれば、自分をいましめることができるのです。
特に面接官と目線を合わせることに意識すれば、説得力が増します。最初はカメラを意識して話すことができるのに、後半はすっかり忘れてたってことはよくあります。

>>web面接の目線はどうすると印象がよくなる?【面接官が3つの助言】
言いたいポイントやフレーズを忘れないため

志望動機や他社との違い、自己PR、将来像など質問されれば、必ず回答で入れたいフレーズがあります。緊張で一番言いたいことが出てこなかったり、面接後に「あれを言えばよかった」と後悔することは多いのです。
例えば、
・他社にない○○技術
・東南アジア戦略
・国内2位のシェア
・80年続く創業者精神
・クレームが利益を生む
・コミュニケーションスキル
・安全と安心
志望動機や自己PRは伝えたいフレーズに絞って書いた方が忘れません。
カンペには一字一句ではなく、フレーズだけを書きましょう。長くなると棒読みになるのでダメです。何度も練習はしているので、フレーズさえ頭に浮かべばあとはスラスラ話すことができます。
志望動機や自己PRは具体的に説明できているかで、『会社とマッチしているか』、『信ぴょう性』や『熱意』をはかっている
差別化するには当たり障りのない説明より、パワーワードを入れたり、オリジナリティーな言葉を入れる必要があります。
私も面接を受けたとき、『御社独自の○○工法に魅力を感じました』と言いたいところを緊張から○○工法がとっさに出てこなくて焦った記憶があります。
普段使わない言葉は意外と出てきません。そういった意味でカンペがあると助かりますよね。

面接前は覚えていますが、始まるとすぐに吹っ飛んでしまいます
最後の逆質問を忘れないため
面接官から最後に聞かれるのが、『何か質問はありますか?』です。とっさに言われると質問がでない場合があります。
事前に会社説明会やホームページで気になる点があれば、記入しておくと忘れません。
例えば、
・今後の海外戦略について
・教育プログラムの内容について
・女性が活躍できる取り組み
・リピート率が高い客層は?
・作業効率の上げ方の例
・営業で一番のやりがいは?
・新入社員のときの苦労話
逆質問は必ず面接の最後に聞かれます。質問したいことは事前にメモしておきましょう。当たり障りのない質問より、一歩踏み込んだ内容の方がインパクトがあります。
ホームページに書いてあることを聞くとマイナス評価となるので事前に確認しておきましょう。
面接官は逆質問の内容であなたの関心度をはかっています。よって踏み込んだ内容を聞くと評価される
面接前から2,3つ具体的な質問を用意しておくとよいでしょう。


>>【面接官回答】逆質問しないと落ちる?すれば誰でも評価される質問例
面接に自信があり、「そんなカンペはなくても大丈夫」という人は不要ですが…。しかし、ほとんどの人は不安を抱えてオンライン面接に挑んでいますよね。私はそんな人こそ、カンペは役に立つと思っています。
むしろカンペはweb面接でしか使えない『最大の武器』と言えます。だって、対面では絶対に使えませんからね。
面接官の立場として、あまり大きな声で言えませんが、カンペに頼り切るのではなく、注意喚起程度なら使ってよいと思っています。



私が逆の立場なら絶対に使いますね(笑)
バレないカンペの位置(場所)と大きさ


カンペの位置によってはかなり不自然な動きになるので注意が必要です。また、大きさはどれくらいがよいのでしょうか?
<カンペがバレない対策>
・設置場所はスマホカメラの右側もしくは左側
・カンペのサイズはなるべく小さめに
・注意事項、ポイントやフレーズのみ記入
カンペの設置場所
カンペの位置は下過ぎず、上過ぎない位置が好ましいです。スマホであれば、カメラのすぐ右側、もしくは左側に設置してください。パソコンやノートパソコンであればwebカメラの横、もしくはすぐ上でもよいです。
ポイントはカメラの位置と同じ高さにすることです。
裏技ですが、パソコンやノートパソコンはモニターが大きいので画面の半分をカンペに使え便利です。
カンペは机の上に置きやすいですが、止めましょう。理由は、終始目線が下向きになるので、自信がない印象に見られます。話す前に一旦下を見るのは不自然ですからね。
カンペの大きさ
大きさはメモ程度の記入なのでスマホぐらいの大きさに留めましょう。A4の大きさにすると注意事項以外のことを記入するようになるので止めた方がよいです。一字一句記入するのは棒読みにつながりますからね。
カンペが大きいと目で追う範囲が幅広くなるで、左右にブレます。よって、小さい方がよいでしょう。
注意事項、ポイントのみ記入
回答を一字一句書いてしまうと文章として長くなってしまいます。その結果、どうしてもカンペが大きくなったり、逆に字が小さくすると読みづらくなります。
<記入例>
・目線はカメラに向ける
・早口ならない
・創業精神:○○に深く感銘
・逆質問は教育制度と海外戦略について
おすすめのカンペ道具


ではどういった道具を使ってカンペをするのがよいのでしょうか?
注意事項、フレーズ、逆質問など書きたいことは山のようにあるかもしれません。でもあまり多くなると目で追いやすくなるので、記入の量は絞りましょう。
セキセイ パソクリ ホワイト PC-007
片方をスマホやパソコンに挟み、もう一つを紙(カンペ)にクリップして使います。スペースを取らず、スマホカメラ横にすんなり設置できます。
価格も安いのもgoodですね。
ポップクリップ
パソコンのモニターやノートパソコンに簡単に設置が可能です。向きも自由に変えられるので目線の高さにもってくるればバレることはありません。
付箋(ふせん)
もっと単純にすませるなら、付箋を直接貼って対応するのもありです。一番手軽にできるカンペです。
面接官にカンペがバレたときの対処法



万が一カンペがバレたらどうしたらいいの?



絶対認めないことだね
万が一面接官に「何かをみて回答していますか?」と質問されたら、『何も見ていません』としらをきりましょう。
認めてしまうと必ず落とされます。
だから絶対にカンペは認めないでください。堂々としていれば、大丈夫です。
学校のテストと違って、Webでは実物を押さえることができないため、面接官は100%確証がもてません。
私は面接をしているとき、カンペを見ているなと思っても、注意することはありません。カンペにないことを質問すればよいと考えているからです。
録画面接でもカンペは通用する


最近は録画面接を採用する企業がありますが、カンペは十分対応できます。カメラレンズと同じ高さにカンペを設置すれば目線のズレはなくなります。
よって、カンペがバレる心配はありません。
事前に課題が提示されるので、カンペと相性がよいです。ここでも一字一句書くのではなく、フレーズやポイントに留めましょう。
録画面接ではカンペをしているかを厳密にチェックすることはありません。決められた課題について、回答の具体性や質が問われています。また、自分の考えをどのように表現しているかを審査しているのです。
録画面接は双方にとって時間が縛られないので、今後増えると思われます。
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練習の一環としてやってみましょう。
カンペに頼りすぎるのは危険


カンペはあくまでサポートです。カンペがメインになってはいけません。志望動機、自己PR、ガクチカは絶対に聞かれる内容のため、何も見なくてもスラスラ言えるぐらい練習する必要があります。
一番良いのはカンペは用意するけど、見なくても答えることができたという展開なのです。
一次、二次面接はWeb面接ですが、最終面接は対面という会社は多いです。対面時には全くカンペは使えませんので、頼りすぎるのは危険です。
やはり練習あるのみです。まずはスマホで自撮りし、自分がどのように相手から映るのか画像をチェックしましょう。必ず一回目より二回目、二回目より三回目の方が上手くなっていくはずです。
しっかり練習を積んでWeb面接にのぞみましょう。
まとめ
カンペは対面の面接では絶対にできませんが、web面接は可能です。私は面接官の立場なので大きな声で言えませんが、カンペはありだと思っています。
注意事項を書くことで、自分をいましめる意味やよくでる癖を未然に防ぐことができるからです。私が就活生ならば、必ず取り入れています。
大げさかもしれませんが、就活生にとってカンペはweb面接において、最大の武器と言えるでしょう。
うまく活用すれば面接官に良い印象を与える有効な手段となります。また、志望動機、自己PR、他社との違いに入れたいフレーズを記載すると話が詰まったり、考えたりすることは少なくなります。
最後の質問は忘れやすいので、事前に記入しておくとよいです。カンペはメモ書き程度に留め、面接官の話に集中してのぞみましょう。