いざWEB面接にのぞもうとするとき、イヤホンマイクがよいのか、それともヘッドセットがよいのか迷いませんか?
とりあえずイヤホンマイクにしておけば、問題ないと思っているなら半分正解で、半分間違いです。
実はWEB面接で同じ役割として使うのですが、それぞれ得意分野があるのは知られていません。よって、あなたに合った方を選ぶと納得して使うことができるでしょう。
私は大手企業で面接官を15年以上している『はれきち』です。面接官の立場や経験談としてアドバイスいたします。
- 迷う原因を理解する
- それぞれの特徴を知る
- 面接スタイルで選ぶ
- イヤホンマイクが合う人
- ヘッドセットが合う人
この記事をよむと両方使えるが、面接スタイルと耳の相性で決めるとよいことがわかります。どちらを選択しても面接の優劣として差はでません。
どちらを選んでも有線タイプの白、黒、灰色のどれかにしましょう
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迷う原因を理解する
どちらにするか迷う原因として、WEB面接の状況を漠然としか、想像できていないことがあげられます。つまり経験していないので、わからないのです。
でも大丈夫です。みんな一度は通る悩みです。
よく耳にする疑問として、
・「イヤホンマイクなら何でも購入していいのかな?」
・「ヘッドセットはWEB面接するのに大げさすぎない?」
・「やっぱり、どちらか買わないとWEB面接はできないの?」
これらの不安に対する私の答は…、
WEB面接するならイヤホンマイクかヘッドセットのどちらかを準備した方がよいです。さらに、どちらがよいかは面接スタイルや耳の相性で決めるといいです。
気になるのは、みんなはどちらを使っているのかですのね。
《私が面接官しているときの現状》
私の会社でWEB面接をする際は10人中8~9人がイヤホンマイク、1~2人がヘッドセットを使われています。どちらも使っていない人は20~30人面接して、1人いるかいないかです。
よって、必ずどちらかを選択しています。
さすがに何も使わない人はほとんどいません
ぞれぞれの特徴を知る
大きな答えとしては、どちらを使っても面接環境は向上します。面接官の声はクリアに聞こえるし、自分の声を相手にはっきりと伝えることができます。
さらにそれぞれの特徴を知れば、どちらを選択したらよいのか見えてきます。ここでは両者の違いをわかりやすく解説していきます。
イヤホンマイクの特徴
- イヤホンマイクの特徴
- ・イヤホンを直接耳の中に入れるのでダイレクトに聞こえる
→短時間であれば耳の負担は少ない
・マイクは胸元で声をキャッチする
→口元からやや離れているが問題なく声をひろう
・価格は1000円台から購入でき、種類が豊富にある
→比較的安価でそろえられる
ヘッドセットの特徴
- ヘッドセットの特徴
- ・イヤーパットは耳の外側から包み込むようにあてる
→長時間使っても耳が疲れにくい
・マイクが口元のすぐそばにある
→声をダイレクトかつクリアにひろう
・価格は2000円台から購入できる
→比較的中価格帯で選べるが種類は少ない
両方とも1時間程度のWEB面接ならどちらを選んでも問題ありません。
ただし、面接スタイルを考えれば、よりどちらが適しているのかわかります。
面接スタイルで選ぶ
私はイヤホンマイク、ヘッドセットの両方をWEB面接、グループワーク、インターンシップ、会社説明会、WEB会議と様々な状況で長い間使ってきました。
自分の経験も踏まえ、お伝えします。
2時間を超えてくるとイヤホンマイクは耳が疲れてきます。特に長時間すると耳の中が少し痛くなり、違和感を覚えます(私の場合)。
1日にWEB面接を5人、6人とするときは、5,6時間に及ぶためヘッドセットの方が耳が楽でした。
私は耳への負担が違いました
イヤホンマイクとの相性
- イヤホンマイクと相性がよい
- ・1~2時間程度のWEB面接
・短めの会社説明会
・短時間のWEBグループワーク、デスカッション
短時間だとイヤホンマイクは相性がよいです。
- ヘッドセットと相性がよい
- ・2時間を超えるインターンシップ
・長時間にわたるWEBグループワーク、デスカッション
・1日に数件WEB面接をする
長時間に及ぶWEB面接であれば、ヘッドセットとの相性がよいです。
面接スタイルだけで判断すると、通常のWEB面接ならイヤホンマイクで十分です。インターン、グループディスカッションで使うなら、長時間の可能性があるためヘッドセットがよいでしょう。
短時間か長時間で使い分ければよいですね
イヤホンマイクが向いている人
先ほどは面接スタイルで選びましたが、自分の耳との相性を加味して選ぶとより後悔しない選択となります。
どちらにするかは面接スタイル×耳の相性で決める
- 普段からイヤホンに慣れている
- 低価格のものを探している
- 多数派の方が安心する
普段からイヤホン慣れしている
イヤホンは直接耳にいれるため、慣れている人と慣れていない人では全く感覚が違います。
普段からイヤホンで音楽を聴いているなら、イヤホンマイクは違和感なく使えるでしょう。やはり面接当日、普段と一緒の感覚なら集中してのぞめますからね。
低価格のものを探している
プライベート、就職後も使用するなら、もう少し値段をかけてもよいでしょう。ただ、面接時だけと割り切っているなら低価格で十分です。何しろ、イヤホンマイクは種類が豊富で、コスパのよいものが充実していますから。
多数派の方が安心する
ヘッドセットを選択しても問題ないですが、まだまだ少数派です。はやりみんなが使っている方が安心と思っているなら、イヤホンマイクを選ぶとよいでしょう。
ヘッドセットが向いている人
イヤホンマイクではなく、ヘッドセットに向いている人は耳への負担軽減をしたい、イヤホンに慣れない方におすすめです。
- 耳への負担を軽減したい
- WEB面接だけでなく、インターン、グループワークにも広く対応したい
- マイク性能は高い方がいい
耳への負担を軽減したい
ヘッドセットは長時間使用してもイヤホンマイクより耳の負担は軽いです。特にイヤホンを耳の中に入れるのはちょっと違和感がある、あるいはくすぐったくなる、痛くなるなら、ヘッドセットがおすすめです。
また、ヘッドセットは耳の穴が小さい人、大きい人関係なく使えるのがいいですね。
WEB面接だけでなくグループワークに対応
就活はWEB面接だけではありません。インターンシップ(グループワーク)→会社説明会→一次面接(グループディスカッション)と使用する機会が複数回あります。
このようにどこで長時間使用になるかわかりません。幅広く対応しようと思えば、ヘッドセット方が安心ですね。
マイク性能は高い方がいい
ヘッドセットは口元にマイクがあるのが特徴です。例えばコールセンターで働いている方は全員ヘッドセットを使用しています。これはマイク位置が口元にあるため、声をクリアに相手へ伝えることができるのです。
そのため、イヤホンマイクに比べ、マイク性能が高いものが多いです。
選ぶ際の注意点
イヤホンマイク、ヘッドセットなら何を選んでもよいわけではありません。
- 注意点3つ
- ・派手な色はさける
・無線より有線を選ぶ
・イヤホンジャックの差込口は確認する
派手な色はさける
青、緑、赤、紫と派手な色を選ぶと面接官はそちらが気になるので控えましょう。
★イヤホンマイクなら、白色、黒色
★ヘッドセットなら、灰色、黒色
無線より有線を選ぶ
Bluetoothの無線で飛ばすタイプと有線でつなぐタイプがあります。有線タイプを選ぶようにしましょう。
WEB面接をしていると声だけがつながらないことが多々あります。その場合、ほとんどが無線タイプなのです。直すには一度切ってもらい、もう一度設定してもらうことになります。
WEB面接は通信障害が起きやすく、極力トラブルになるものは事前に回避した方がよいです。
イヤホンジャックの差込口は確認する
iPhoneやiPadユーザーは差込口を確認してください。せっかく有線タイプを購入しても差し込み口がないと困りますよね。
もし差込口がない場合は専用のアダプタがあるので安心してください。
まとめ
イヤホンマイクとヘッドセットどちらを選ぶかは、面接のスタイルや耳の相性で決めてください。
常日頃から音楽をイヤホンで聞いているなら、イヤホンマイクを使用する方がよいでしょう。
逆に耳の中に長時間イヤホンを入れると痛くなる、疲れるならヘッドセットがよいでしょう。
短時間ならどちらも負担なく使えるでしょう。あとは費用面、耳への負担を考えて、決めるとよいです。
私の感覚ですが、以前に比べて徐々にヘッドセットを使う人が増えています。WEB面接を始めたときはヘッドセットは皆無でしたから。自分のスタイルにあったものを準備しましょう。