【海外勤務を希望】就活生が最初に確認すべき3つの質問と落とし穴

2020年3月11日

今はコロナの影響で停滞していますが、落ち着けば海外で働きたい、もしくは経験を積んでいずれ海外に行きたいと考えてませんか。

保守的な人が多い中、未知なる海外へ挑戦することはすばらしいことです。

どうやって企業を探し、採用担当者へどんなアピールすれば、海外勤務を目指せるのでしょうか?

私は大手企業の新卒・中途採用活動を15年以上している現役面接官の「はれきち」と申します。

採用する側の立場として、あなたの悩みを少しでも解決できるよう合否のポイントをぶっちゃけて配信しています(Twitter版はこちら)。

この記事でわかること
  • 海外でいきなり職を探すのは無謀
  • 確認すべき募集要項
  • アピールすべきポイント
  • 理想と現実の落とし穴
  • 海外勤務したくない場合

海外勤務を希望するなら語学スキルも大事ですが、気持ちや性格の方が重視されます。

海外勤務ができれば、仕事だけでなく、今後の人生において大きなプラスとなるでしょう。




海外勤務できる会社の探し方

海外で働くには3つのルートがあります。

・海外で就職先を探して働く

・国内で海外の就職先を探して働く

・国内企業に就職して海外赴任する

海外で働きたいからといって、いきなり海外に出向き、現地で仕事を探すのは非常にハードルが高いです。

というか無謀です。

知り合いのツテがないとかなり困難。

雇い主にビジネスビザを申請してもらわないといけませんからね。

国内で海外の就職先を探す、もしくは海外拠点のある国内企業に就職して、海外勤務を目指す方法が近道です。

大手就活サイトから探す

リクナビ、マイナビなどの大手就活サイトから会社を探します。

大手商社や銀行だけでなく、メーカー、サービス、飲食業界でも海外拠点があることに気づくはずです。

しかし、新卒の募集要項に海外勤務の条件はほとんど記載されていません。

国内向けの求人だからです。

デメリットは採用担当者に直接確認しないとわからないことが多い。

逆求人サイトを利用する

逆求人サイトのプロフィールに「海外で働きたい、あるいはベトナムやタイで働きたい」と記入しておけば、興味を持った企業から声がかかる可能性があります。

デメリットは必ず声をかけられるかわかりません。

ただ、無料なので次の3つに登録して損はないでしょう。

登録し忘れてませんか?逆求人サイト

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新卒の海外求人サイトで探す

国内にいながら、新卒の海外求人サイトで探すパターンです。

例えば、

アブローダーズキャリア:東南アジア向け

具体的な給与も書いてあるのでわかりやすいです。

もしくは転職サイト最大手のJAC Recruitmentに登録して、情報収集もよいでしょう。

JACリクルートメントはアドバイザーがいるので相談しやすいですね。

デメリットは新卒で就職するなら、語学スキルが一定以上必要です。

はれきち

海外勤務を希望したい人は
転職サイトから企業を探すと
見つけやすいですよ

就活生が最初に確認すべき3つの質問

就活生が最初に確認すべき3つの質問

一旦、国内企業に就職し、海外勤務を希望したいなら、確認すべきことがあります。

求人サイトで海外勤務について募集要項で詳細に書いてある企業はほとんどありません。

よって、企業説明会もしくは一次面接時で確認すべき質問が3つあるのです。

①海外拠点の募集をしているか
②海外勤務の条件を確認する
③入社して何年で海外勤務できるか

海外拠点の募集をしているか

会社は海外に拠点はあるが海外拠点の新卒採用をしていないことはよくあります。

募集しているほうが珍しいです。

そのため新卒採用はしていないが、経験を積めば海外勤務は可能か聞きましょう。

国内と海外では戦略が全く異なるので、国内は新卒採用しているが、海外では採用していないことは多いです。

海外は経験豊富な中途採用しか登用しない企業もあるので確認しましょう。

ここをチェック

・海外拠点の新卒採用はしているか

・新卒採用をしていない場合、経験を積めば行ける可能性はあるか

・海外拠点は子会社か、フランチャイズや提携会社なのか

・人事採用権は国内にあるのか、海外なのか

見落とがちなところとして、海外拠点がパンフレットや会社案内では同じグループ会社のように取り扱っていますが、実はフランチャイズや提携会社になっていることです。

子会社とフランチャイズでは全く影響力が変わってきます。

海外拠点がフランチャイズや提携会社だと別会社になるので、国内に人事権はありません。

企業はグローバル化をアピールするためによくやる手なのです。

一番よいのは国内で採用され、出向で海外へ赴任するのがベストです。

給与体系は日本が基準になるからです。

当然ですが、海外で現地採用されると、現地の給与体系になります。

はれきち

海外拠点が儲かっている
企業は意外と少ないです

海外勤務の条件を確認する

海外勤務が可能とわかった場合、次は条件を確認しましょう。

企業により条件は異なります。

✅ここをチェック!

・語学力はどの程度必要なのか

・海外勤務地の候補はどこなのか

・海外赴任期間の目安はどれくらいか

通常、新卒は中途採用者と違って、語学力の比重が低いです。

もちろん英語、中国語などの語学力を重視する企業はあります。

企業によってはTOEIC〇〇〇点以上という条件があるかもしれません。

重要なのは勤務地がどこになるかです。

暑い国、寒い国、治安の良し悪し、食べ物が合う合わないなど不安はつきません。

新卒の海外希望者はどこの国、拠点で働くかほとんど選ぶことはできません。

アメリカ、ヨーロッパ、東南アジア、アフリカと拠点があった場合、希望してもほぼ通りません。

人事部の裁量しだいです。

面接官によってはエリアを教えてくれる場合があります。

でも希望する海外拠点で働けるとは限りません。

そのため、どこへでも行く覚悟が必要です。

ここがポイント!

一番大事なのは海外勤務したい意欲が強いかどうかです。

国内では当たり前のことが、海外では当たり前ではありません。

宗教や食文化も違えば、法律も違います。

日本と同じように仕事がスムーズにいくとは限らないのです。

そこで大事になるのが逆境に立ち向かう気持ちが強いかどうかなのです。

その他、聞くこととして、赴任期間の目安は確認しておきましょう。

3年なのか5年なのか10年なのか、期間の長さにより人生設計が大きく変わります。

いずれ日本に帰ってきたいならば、実績を作ってから上司と交渉しましょう。

行く前から赴任期間を交渉すると逃げ道を作っていると思われるので注意してください。

はれきち

今は東南アジアに力を
入れる企業が多いです

入社して何年で海外勤務できるか

入社したらすぐに海外勤務ができると思ってませんか?

準備があるのですぐとはなりません。

✅ここをチェック!

・入社してどのくらいの期間で海外勤務できるのか

・近々で海外に行った上司の事例を教えてもらう

・海外赴任した後のキャリア形成を確認する

入社して5年経験を積んで、希望により海外勤務ができるのか、入社して半年ぐらいで海外赴任できるのかは大きな違いがあります。

例えすぐに海外赴任ができるとしても国内で研修し、必要なビザを取得するのに手続きが必要です。

早い人は1~2年国内で仕事の流れを経験し、海外赴任ができます。

遅い人だとチャンスに恵まれず、10年以上を要することがあります。

10年以上経つと結婚していたり、親の面倒を見ていたりと環境が一変しています。

そのためチャンスが来ても今のモチベーションを維持できているかは難しいです。

また、海外勤務を希望して入社してもチャンスがなかなか来ない場合があります。

採用担当者に海外勤務をした人のキャリア形成はどうなっているか聞いてみましょう。

何年ぐらい国内で経験し、海外赴任できるのか、また海外経験した後は国内に戻るのか、海外を渡り歩くのか、どのようなパターンが多いかも確認しましょう。

はれきち

私の会社では早い人でも
2年はかかっています




面接のアピールポイント

面接のアピールポイントはどこにあるのでしょうか?

私が面接官として、海外勤務に向いている、向いていない人か判断しているポイントを教えます。

・海外勤務をしたい意思が強い

・海外勤務したい理由が明確にある

・海外勤務に耐えられる性格なのか

見ているポイントはこの3つだけです。

語学力は新卒なのであまり気にしません。片言の英会話でも問題ありません。

私の経験上、若いので現地に行けば何とかなります(笑)。

海外勤務をしたい意思が強い

一番は意志の強さです。

チャンスがあればとか、どこどこの国ならば行ってもよいという気持ちではダメです。

海外で働きたいという熱意を面接官に伝える必要があります。

治安、政治状況、反日、不衛生などんな環境でもやり抜く気持ちが大切です。

海外勤務したい理由が明確にある

海外勤務したい理由が明確にあるとよいです。

一度体験してみたい、海外旅行の時の印象がよかったではダメです。

こんな薄っぺらい理由では通りません。

なにしろ、狭き門なのです。

「世界から日本のいい所、悪い所を見たい」、「日本だけの尺度でビジネスをしたくない」と過去に言った人がいました。

やはりそれに近い回答はほしいですね。

>>【就活生必見】希望勤務地を叶える5つのアドバイス

海外勤務に耐えられる性格なのか

性格が明るい、考え方が前向きでないと現地ではやっていけません。

神経質で内向的だと気が滅入ってしまいます。

不衛生な労働環境ではハングリー精神が必要です。

海外勤務するのであれば、性格診断、適応能力テストを必ず受けます。

危機管理耐性や適応能力の数値が低いと例え意思が強くても不適合になります。

理想と現実の落とし穴

海外勤務はよいことばかりではありません。

しっかり現実に目を向けて、自分の意思を確認してみましょう。

・一時帰国の頻度は年1~2回程度

・キャリアアップするとは限らない

・海外経験が長いと結婚のタイミングが…。

一度海外赴任すると年に2回程度しか、日本に帰って来れません。

親が心配したり、兄弟と会うことが難しくなります。

海外経験をして、国内に戻れば、ポストが用意されていることは少ないです。

キャリアアップするかは企業によります。

若いうちに海外勤務し、赴任期間が長くなると婚期が遅くなるかもしれません。

年1~2回程度しか帰国できないので、チャンスも少ないのです。

ただ、海外経験すれば人生において、価値観や人生観が大きく変わるでしょう。

海外勤務を希望しない場合

海外勤務は当面考えていない、国内でしっかり仕事をこなしてから検討したい場合はどうすればよいのでしょうか?

海外勤務の可能性がある商社、メーカーに入社して、いきなり転勤命令で行かせられるのは勘弁してもらいたいですよね。

安心してください。

赴任するには必ずヒヤリングして、適合及び性格診断テストを受け、合格しなければなりません。

国内のどこかにいきなり飛ばされる転勤とは意味合いが違うのです。

海外勤務を当面希望しない場合は人事または上司からの面談でしっかり、伝えれば大丈夫です。

人事または上司は定期的に評定面談をするので、家庭環境が変わり、途中から海外勤務を希望できます。

ビジネスで活かせる英会話

キャンパス

海外勤務を考えるなら英会話の勉強は必須です。

私の経験上、若さで押し切れば何とかなりますが、多少話せるなら早く戦力として活躍できます。

ここではおすすめのスクールを3つ紹介します。

いずれもオンラインや無料レッスンがあるので必ず体験してから始めましょう。

ハミングバード

他の英会話スクールと違い、発音を中心にトレーニングです。

発音だけは癖がつきやすいので、矯正してもらうと格段にコミュニケーション力が上がります。

ネス外国語会話

英語、フランス語をマンツーマンで安く、教えてもらえます。

英会話教室では珍しい月謝制です。合わなければ全額返金してくれるので安心です。

ネイティブイングリッシュ

通う時間を取れない、隙間時間でリスニングを上達させたいならこちらです。

1日6分聞くだけで力がつきます。英会話教室に挫折した人向けです。




まとめ

海外勤務を希望する人は積極性があり、バイタリティーにあふれています。

最近は転勤を好まず、地元から離れたくない保守的な人が多い中、海外を希望するなら一目置かれます。

会社説明会や面接内で質問できなかった場合はメールで確認しましょう。

入社が叶い、すぐに海外へ行けなくても毎年の勤務評定で海外勤務を熱望すれば、人事部が優先的に配属を考えてくれるでしょう。

だから上司との評定面談、人事部の面談があった際はその都度、海外勤務の希望を伝えてください。

必ずチャンスは来ます。

海外赴任が決まることはゴールではありません。

海外勤務することがスタートなのです。

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Posted by はれきち