【複数内定から1社へ】簡単!迷わない選び方は数値化できる基準で決める

2020年9月27日

内定通知

内定を1つしかもらっていないと迷いようがないですが、幸運にも3つ4つと複数内定をもらうとどこの会社へ入社するか考えますよね。

どんなに迷っても最終的には1社にしか就職できません。

仕事は人生を豊かにしたり、やりがいをもったり、何十年も向き合うことになります。

よって安易に選択すると一生後悔することになります。

複数内定をもらった場合、どのような基準で選んだらよいのでしょうか?

私は大手企業の新卒・中途採用活動を15年以上している現役面接官の「はれきち」と申します。

採用する側の立場として、あなたの悩みを少しでも解決できるよう合否のポイントをぶっちゃけて配信しています(Twitter版はこちら)。

この記事でわかること
  • 迷いの原因を整理することから始める
  • 比較できる基準を決める
  • 過去からの成長率で未来を予測
  • 相談はあくまでも参考程度に
  • 入社辞退は早めに連絡する

就活していると時間の経過とともに考え方が変わっていきます。それは極めて自然なことで知識や経験値を積み、情報量が増えているためです。

自分ひとりで考えていると結論が二転三転したり、親や友達に相談しても価値観が違うので参考になりません。

記事を読めば、数値化できる基準を決め、客観的な判断ができるようになるでしょう。

その結果、後悔しない選択ができるでしょう。




複数内定をもらったのに迷う原因

迷う

複数内定をもらったのに1社に絞れない原因は何なんでしょうか?

第一志望に合格すれば、すんなり決めることができるはずなのに…。

誰もが好きな企業へ就職できるとは限りません。

まず、迷いの原因を整理してみましょう。

<迷いの原因>

・第一志望が変わる

・職種が変わる

・希望勤務地ではない

・就活の軸が大きく変わる

・将来性が不安

<例>

あなたは就活前、乳業関係を志望。

・第一志望が明治

・第二志望がヤクルト

・第三志望が森永乳業

生産(工場勤務)に携わりたいと考えていたとします。

また、勤務地は実家のある関東を希望しているとします。

第一志望が変わる

明治を第一志望としていたが、会社説明会、面接をしていくうちに森永乳業の方が自分に合っているのではないかと迷いが生じるパターンです。

仮に明治、森永乳業と内定をもらった場合は「最初の気持ちを尊重するのか」、「途中で自分に合っていると気づいた方」を選ぶのか悩むのです。

会社説明会、面接を重ねていくと『イメージしていたのとちょっと違うなぁ』とギャップが生まれてくるのはごく自然なことです。

志望順位が明確に決まっていれば、迷うことはありませんが、途中で順位が変ってくるから悩みます。

職種が変わる

生産を希望しているのに、第一志望の明治では営業で採用になり、第二志望のヤクルトは生産の工場勤務が決まれば、迷いますよね。

明治は第一志望ですが、希望の職種(生産)ではないですから。

「何年かすれば、営業から生産へ異動できるのだろうか」と考えると答えはでません。

または、生産を希望していたが、途中で営業にも興味を持ってどちらにするか悩むパターンもあるでしょう。

はれきち

職種が変わると
志望動機もかわります

希望勤務地ではない

勤務地は関東を希望しているにも関わらず、明治が北海道、森永乳業は東京となれば悩みます。

希望の勤務地でないと二の足を踏むのです。

ある程度実績を積めば、北海道から東京へ転勤は可能なのか、それはどのくらいの年数がかかるか悩みますよね。

実家と一人暮らしでは生活スタイルが大きく変わりますから。

就活の軸が大きく変わる

乳業関係を就活の軸にしていたのに、すべて落ち、他業種の伊藤ハム、ニチレイが決まったなら、どちらにするか悩むパターンです。

最初に思い描いていたこと軸が変わるためです。

食品業界ならまだよいですが、流通業界のイオンやローソンのように業界が大きく違う会社に決まれば、どちらにするか困りますよね。

就活のが大きく変わると決め手にかけるのです。

将来性が不安

大手や志望企業にすべて落ち、中小企業の内定を複数もらったが、将来性に不安を感じているパターンです。

中小企業なので、従業員数が少なく、売上が少ない。どちらもこれといった特徴がなく、将来性に不安を感じて決めれないのです。

大手をイメージしすぎて、現実とのギャップに苦しむと悩みます。

どの企業も就職したくない

複数の企業から内定をもらったが、どこも入社したい企業ではない場合があります。

それはモチベーションが下がっているのです。

特ににやりたいことがない、こだわりがない場合に多いです。

その場合は企業から必要とされていることをモチベーションにしてもよいでしょう。

逆求人サイトと活用するとあたなを必要とする企業が見つかるかもしれません。

短期間で内定がでるので、就活を見直してもよいでしょう。

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★迷うパターンまとめ

<迷うパターン>

自分の志望していた企業のイメージが変わる

優先順位や基準軸が定まっていない

業界が異なってるので決め手がない

複数内定から1社に絞る基準とは

一社に絞る

複数内定の数社から1社に絞るには基準を作る必要があります。

基準がないと比較できません。

気持ちやイメージだけで判断するとその日の気分によって変わります。

基準はあなたの価値観優先順位が変わります。

  • 企業規模が大きい
  • 平均給与が高い
  • 業界地位
  • 土日休み
  • 平均残業時間
  • 離職率が低い
  • 福利厚生の充実
  • 将来性がある
  • 安定性
  • やりたい職種
  • 実家から通える
  • 社会貢献度
  • やりがい
  • 雰囲気
  • 知名度
  • ブランド力
  • ホワイト企業
  • 品質重視

数値化で比較する

あなたの基準をまず決めましょう。

ここがポイント!

数値化できる項目を選びましょう。

全てを選ぶと大変ですから。

例えば、企業規模(売上)、業界地位、平均給与、将来性(成長率)を比較します。

明治ヤクルト森永乳業
企業規模(売上)1兆2544億4070億5836億
平均給与1020万780万741万
業界地位5位24位15位
3年間の成長率100.96%107.59%98.48%
(表1)各社の比較

ここで大事なのは数値化できる項目で比較することです。

企業規模、給与面では明治が群を抜いてます。

成長率ではヤクルトが近年伸びているので、将来性は期待できそうです。

このように客観的な数字で表すと頭の中が整理できます。

大手企業ならキャリアブックスで検索するとデータが拾えます。

>>https://career-books.com/

はれきち

評価は数値化しないと
正しい判断ができません

比較できない項目

比較できない項目があります。

やりがい、雰囲気は主観的で、比較するのに向いていません。

やりがいは外から見るのではなく、入社して業務につかないとわかりません。

部署によっても大きく違います。

雰囲気も面接で2、3回企業訪問したぐらいではつかめません。

人事部の雰囲気を社風と捉えるのは時期尚早と言えます。

よって、数値化できない項目は外して考えましょう。

ただし、記入できるものは表にするとわかりやすいです。

A社B社C社
土日休み×繁忙期あり
実家通勤×
福利厚生社員寮リフレッシュ休暇小6まで時短勤務
社会貢献CO2削減植栽活動水使用料削減
工場勤務×
(表2)各社の比較

優先順位を「土日休み」、「実家から通える」、「工場勤務」とするならば、C社が自分の希望する会社に近いと言えます。

数値化及び記入できる基準を表にまとめると、比較できます。

感覚ではなく、必ず基準を設け比較検討しなければなりません。

将来性を重視する

私は長年、人事に携わっていますが、今の知識でもし就活するならば、外せない基準があります。

それは将来性(成長性)です。

将来性は過去から現在で推測する

あなたの志望している大手企業、中小企業、ベンチャー企業の5年後、10年後がどうなっているか推測することです。

そんな将来性なんてわからないと思っていませんか?

5年後、10年後の未来を予測するには過去→現在の流れで推測できます。

<成長率>

例えば、5年前、10年前から現在の売上はどうなったか?

・すごく伸びている

・やや伸びている

・横倍

・減少している

・大きく減少している

その他、営業利益、従業員数で比較してもよいでしょう。

成長率の高い企業は今後も伸びる可能性が高いのです。

時代の流れをつかみ、新たな需要を作り出しているからです。

ベンチャー企業であれば、売上の成長率は一番です。

中小企業であれば、安定的に利益をだしていることが大事です。

大手企業であれば、シェア率やどの分野に力を入れているかが重要なのです。

コロナの影響について

コロナの影響をもろに受けている企業は売上が落ちています。

ただ、この落ち込みが、一時的なものか、中長期的なものかで判断できます。

売上の戻りが早く一時的であれば、変化に強い会社と言えます。

私は全く影響を受けていない企業より、回復が早い企業の方が強い会社と考えています。

今後、コロナ以外にも超円高、円安、海外の不買運動などどんな災難が降りかかるかわかりません。

それらに臨機応変に対応できる企業だけが生き残れるからです。

はれきち

コロナの前と後では
企業体質が変わっています

後悔しない企業の選び方

企業群

基準を決めて、客観的に考えても踏ん切りがつかない場合があります。

ではどうやって決めたら企業選びは後悔しないのでしょうか?

どの企業を選んでも正解、不正解は入社してみないとわかりません。

だから、「入社してよかった」と思えるように、そこまでに至るプロセスが大事になります。

最終的には自分で決める

自分だけの情報量では決定打にかけるので、親、教授、先輩、友達、OBOGに相談してもよいでしょう。

そこで注意しなければならないのは、あくまでも参考程度にしないといけません。

先入観やイメージだけでアドバイスされると正しい判断ができないからです。

最後は自分で決めることが大事です。

原点回帰で選んではダメ

迷った時に、よく耳にするのが「原点回帰」という言葉です。

もう一度、最初に戻り志望動機や自己診断をして確認するというやり方です。

しかし、私はこの考え方に疑問を感じています。

どの企業に入社したいか就活を始めた頃と『今』とでは情報量が決定的に違うのです。

始めた頃は情報量が少ない中で志望企業を決めているからです。

『今』は、これまでいくつもの企業をまわって、業務内容、社風、福利厚生、働きやすさなどの知識経験値が増えています。

そう、大切にしたいのは『今』の考え方なのです。

よって原点回帰や自己診断しても余計に迷います。

基準の項目数を絞る

比べるとき、基準が多すぎると判断がしにくくなります。

数値化できる基準の項目を絞る必要があります。

そこで、あなたが絶対に譲れない項目を設けるのです。

例えば、企業規模が大きい、やりたい職種(生産)、平均残業時間が少ない。

この基準で表にして決めるのです。

項目が多すぎないように優先順位をつけましょう。

後悔しやすい選択とは

ここではやってはいけない、後悔しやすい選択をいくつか紹介します。

・有名企業かどうかで決める

・親や友達に決めてもらう

・一部の口コミサイトで判断する

有名企業かどうかで決める

他人からどう思われるか、有名企業の方がイメージがよいと判断して選ぶと後悔します。

私は就活生の時、実はそう思っていました。A社よりB社の方が知名度は高いし、親や友達に話したときに納得してもらえると考えていました。

自分ではなく、人から見られたときに『どちらの方がよいイメージがよいか』で判断しようとしていました。

イメージは抽象的なので、しっかり調べた情報や基準で選ばなければなりません。

決して他人からよく思われる企業を選択したり、名前をよく聞くというだけで決めないようにしましょう。

入社してから、こんなはずではなかったと必ず後悔します。

親や友達に決めてもらう

親や友達に意見を求めるのは構いません。

親に聞くと、『○○会社にしておけば間違いない』と言われるかもしれません。

もしくは友達に『○○さんだったとっちに行く?』と聞いて、その答えを鵜呑みにしてはいけません。

親や友達がその会社に就職するわけではないので、意見のひとつとして捉えましょう。

最終的には自分で判断しなければならないので、あなたの基準で見極めてください。

一部の口コミサイトで判断する

口コミサイトの評判で決めるのはとても危険です。

口コミサイトはニックネームや無記名なので信ぴょう性がありません。

辞めた人の意見だけが強調されるので、社風や営業ノルマ、パワハラなどのコメントにかたよりがあります。

よいことの口コミは少ないのでバランスが悪いです。

入社辞退の連絡は早めに

入社辞退

複数内定から1社に絞ったら、終わりではありません。

内定辞退の連絡をしなければなりません。

『連絡しない』あるいは『入社間際に連絡する』と迷惑をかけることになります。

絞ったら早めに入社辞退の連絡することを忘れないでください。

>>【採用者回答】入社承諾書提出しても辞退は可能、ただし注意点あり




まとめ後悔しないために最後は自分で決める

どの企業を選択しても完全にスッキリすることはないでしょう。

それはどの企業にも長所短所があるからです。

入社してからも多少の後悔はあるかもしれません。

大事なことは現時点で最善の選択をしないと、入社後もっと後悔することになるのです。

いろんな人の意見を聞いてもよいですが、最後はあなた自身で判断しなければなりません。

自分が納得できる基準で後悔しない選択をしましょう。

決断したら終わりではなく、速やかにその他の企業へ内定辞退の連絡を忘れずに。

Posted by はれきち