オンライン面接をパソコンで使用するならwebカメラの購入が必要になります。また、ノートPCならそのまま付属のカメラを使うか、webカメラを新たに買うか悩みますよね。
ではどのようなポイントに気をつけて購入すればよいのでしょうか?
スマホにするか、パソコンでweb面接をするか迷っている方も参考にしてください。
私は大手企業の新卒採用活動を15年以上している現役面接官の「はれきち」です。採用側の立場で、あなたの悩みを少しでも解決できるようアドバイスします。
・webカメラは映すことに特化している
・スマホとパソコン選べるならパソコン
・通信トラブルの少ない有線タイプを選ぶ
・200万画素以上あれば十分使える
・5000円以下で高機能が購入できる
この記事を読むとウェブカメラはスマホの画素数より低いが、画質や映像の安定性に優れていることがわかります。webカメラを購入する際は注意点を理解して選ぶことができるようになります。
ワイヤレスタイプは価格が高く、通信トラブルのもとになるので注意が必要!
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ウェブカメラのメリット

今やwebカメラはweb面接だけでなく、インターンシップやweb説明会で幅広く使われています。
web面接でウェブカメラを使用すると3つのメリットが得られます。
・画質がきれい
・滑らかな動きが実現する
・角度調整ができる
画質がきれい
スマホカメラの性能はよいですが、写真や動画、QR・バーコード決済など多用途に使われることを想定してます。
一方、ウェブカメラはweb会議などパソコン同士のコミュニケーションを高めるだけに開発されています。
コミュニケーションツールに特化しているのでweb面接と相性が非常によいです。そのため画素数がスマホより劣っていてもきれいに映ります。
よって単純にスマホの画素数だけを比べて判断してはいけません。
<webカメラ画素数の目安>
✓100万画素はweb面接で会話して、表情がわかるレベル
✓200万画素はweb面接で会話して、口元まではっきりわかるレベル
滑らかな動きが実現する
web面接は面接官との生ライブでおこないます。webカメラはフレームレートと呼ばれる動きを滑らかにする機能がついています。要するに1秒間に何コマ表示できるかで、動きが変わるのです。
昔アニメを今と比べるとカクカクな動きで、スムーズな動作になっていませんよね。それは1秒間に15コマ見せるのと60コマでは動き方が変わってくるのです。よって、動画がカクカクして映るのはフレームレートが低いと言えます。
<フレームレートの目安>
✓15fpsはweb面接のように動きが少ないのに向いているレベル
✓30fpsはインターネット配信で細かい動きを実現するレベル
✓60fpsはスポーツ配信に適しているレベル
角度調整ができる
スマホは角度調整しにくいですが、webカメラは上向き下向きと自由自在に調整できます。蛍光灯や太陽の光の加減で表情の見え方が変わるので角度調整は大切です。
角度を変えるだけで表情の印象が大きく変わるのです。
また、話す際にカメラを見て話すと目線が面接官と合うのでさらに印象がよくなります。

カメラの高さ(位置)も重要です
購入のポイント


web面接に適したウェブカメラはどういった点に気をつけて選べばよいでしょうか?
ここでは7つのポイントに注目して選びましょう。
<購入のポイント7つ>
・無線ではなく有線タイプ
・画素数は200万以上
・角度調整ができる
・マイク付きタイプ
・フレームレート30fps以上
・ノイズキャンセリング機能
・価格が5,000円未満
無線ではなく有線タイプ
ワイヤレスタイプのwebカメラもあるのですが、映像が安定する有線タイプを選択しましょう。
web面接では通信トラブルになりやすい要因を極力排除した方がよいです。USB接続なので取り付けは簡単にできます。
画素数は200万以上


画像がきれいに映れば、表情もよく見えます。画素数は高ければ画質はよくなるのですが、その分価格も高くなります。
画素数が200万以上あれば、顔の表情が鮮明に映ります。申し分ないレベルです。ただし、web面接では100万以上あれば問題ありません。
また、解像度はハイビジョンレベルの720P以上あれば、きれいな映像といえます。
角度調整ができる
角度調整ができるタイプを選択してください。蛍光灯や太陽の光の位置により顔が暗く映る場合があります。デスクトップパソコンだと場所を移動するのは容易ではありません。
カメラの角度や向きを変えるだけで室内の明るさを調整できます。
視野角が広すぎると余計なものが映ってしまうので注意しましょう。よって、広すぎる視野角はおすすめできません。
マイク付きタイプ
web面接は映像だけでなく、会話が重要になります。声がしっかり拾えるようにマイク付きが必須です。対面と違いwebを通すと声がクリアに聞こえづらいです。
マイク付きにより対面同様に面接官側が聞き取りやすくなります。
フレームレート
フレームレートは15fps以上あれば、ぎこちない動きにはなりません。30fpsであると不自然さは全くなりなります。タイムラグも全く感じないでしょう。なお、fpsは1秒間に何コマ映せるかの単位になります。
ノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリング機能がついていると周辺の雑音をカットしてくれます。web面接をしていると外から電車、車の騒音がよく聞こえますからね。
通常だと音を拾いますが、この機能があれば騒音を打ち消してくれます。
価格が5,000円未満
就活用で使用するためあまり高価なものは必要ありません。数年前に比べ性能は高くなり、種類も増えてます。
リモートワークが中心となったため、メーカーの競争が激しくなりその結果、価格が安くなっています。



面接だけに使用するなら高いものは不要
おすすめ5選



たくさんあると迷うのでオススメだけ紹介してください
有線タイプかつ200万画素以上でコスパのよいwebカメラ5つを紹介します。当然、すべて面接アプリ対応(Zoom、インタビューメーカー、Teams、Skype、GoogleMeet)となっています。最近はLEDリングライトとカメラが合体したものが出始めました。
![]() ![]() EMEETc960 | ![]() ![]() ロジクールc615n | ![]() ![]() EMEETc970L | ![]() ![]() DEPSTECH | ![]() ![]() ロジクールc310n | |
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おすすめ度 | |||||
コード | 有線 | 有線 | 有線 | 有線 | 有線 |
解像度 | HD1080p | HD1080p | HD1080p | 4K | HD720p |
ノイズ抑制機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
視野角 | 90度 | 78度 | 75-90度調整可能 | 80度 | 60度 |
価格 | 3000円前後 | 4000円前後 | 7000円前後 | 5000円前後 | 2500円前後 |
購入する | 購入する | 購入する | 購入する | 購入する |
WEBカメラ EMEET C960


おすすめ度:
・画素数:200万画素
・有線タイプ:〇
・ノイズキャンセリング機能:〇
・角度調整:上下可能
・保証期間:1年間
eMeetは音声専門メーカーなので、2つマイクが搭載されており、声が小さくても十分ひろってくれます。また、フルHD1080の画素数は200万画素で申し分ありません。
自動HD光補正で明るさを保ってくれます。
広角が90度なので、広すぎずまさにweb面接に向いています。コスパから考えて超おすすめです。逆に角度が広いと見せたくないものまで映ってしまいますからね。
保証が1年間ついているのは助かります。
ロジクール C615n


おすすめ度:
・画素数:200万画素相当
・有線タイプ:〇
・ノイズキャンセリング機能:〇
・角度調整:上下左右可能
一番のよさは視野角度が78度と広くないことです。web面接であまり周辺を映したくない、自分だけがしっかり映ればいいならこれです。
折りたたみが可能で、カバンに入れて持ち運びが簡単です。
ロジクールは世界的に有名なパソコン周辺機器メーカーなので安心感があります。日本法人があり、しかも国内正規品で保証が2年ついているのがいいですね。
EMEET C970Lリングライト付き


おすすめ度:
・画素数:200万画素相当
・有線タイプ:〇
・ノイズキャンセリング機能:〇
・角度調整:上下可能
・保証期間:1年間
LEDリングライト付きのwebカメラがついに登場です。
ライトを使うメリットは顔色のよさを強調できることです。ライトの明るさは3段階あるので温かみのある健康的な表情を映してくれます。芸能人、ユーチューバーも同じようにしていますから。
女性だけでなく男性も使う価値あります。web面接で重要なのは表情をいかにしてよく見せるかが重要なので、まさに一石二鳥の商品です。
おすすめ度は予算オーバーのため★4.5ですが、お金に余裕があるなら、超おすすめです。
値段は予算より超えてしまいますが、スタンドライトの購入を考えているなら買いです。web面接はちょっとした明るさで雰囲気が変わってきますからね。
DEPSTECH


おすすめ度:
・画素数:800万画素相当
・有線タイプ:〇
・ノイズキャンセリング機能:〇
・角度調整:上下左右可能
・保証期間:2年間
なんといっても画質にこだわりたい、web面接だけで購入するのはもったいない、プライベートでも使用したいならこちらの商品がおすすめです。
解像度はフルハイビジョンの上、4Kです。SONYのセンサーを内蔵しているので製品は申し分ありません。
三脚がついているので、プライベートで使えるのが大きいです。
ロジクール C310n


おすすめ度:
・画素数:100万画素相当
・有線タイプ:〇
・ノイズキャンセリング機能:〇
・角度調整:上下可能
・保証期間:2年間
とにかくweb面接専用なので値段を安くすませたい、そう考えているならこちらです。安いものはたくさんあるのですが、国内正規品のロジクールなので安心です。
ムダな機能はそり落としているため、他の商品に比べると劣りますが、web面接で使用するなら問題ありません。
ノートPCはwebカメラを購入すべきか


ノートPCのほとんどはカメラが付属しています。付属していないノートPCであれば、購入は必須です。
購入するかどうかの目安ですが、高性能のカメラでweb面接を考えているなら、購入が必要になります。
ただし、ノートPCのスペックによって、付属のカメラ機能が全然違うのです。例えば、付属のwebカメラの解像度が720以上、フレームレートが30fpsだとすると購入の必要はありません。
理由として、解像度は720pはハイビジョン、1080pはフルハイビジョン、2160pは4Kとされ、ハイビジョンレベルだからです。フレームレートは30fpsあれば、スムーズな動きになりweb面接では申し分ないレベルです。
web面接はスマホよりパソコンがやりやすい


スマホだけしか持っていないなら、オンライン面接はスマホでのぞむことになります。しかし、パソコンもしくはノートPCを持っているなら、断然そちらでのぞむことをおすすめします。
理由はモニターの大きさです。
スマホは画面が小さいので面接官の表情が見にくいのです。その点、モニターの大きいパソコンは相手の表情がよくわかります。
複数人で面接をするとさらに一人当たりの画面が小さくなるため、ほんと見ずらいです。集団面接やグループワークは誰が話しているかわかりません。
逆に採用側は大きなモニターを使っているので表情はよく見えています。表情はアピールとして大事な項目なので意識してのぞむとよいでしょう。
まとめ
スマホとパソコンの両方を持っているなら、断然パソコンでweb面接することをおすすめします。
オンライン面接はスマホでも可能ですが、画面の大きさを考えて選択しましょう。
ウェブカメラはweb面接と相性がよく、画像もクリアで、角度も容易に調整ができます。
購入する際は有線タイプで200万画素以上であり、フレームレートが30fps以上のものを購入すれば申し分ないレベルといえるでしょう。