なぜ面接官は【変な質問】や【面白い質問】をするのか?意図を解説【例5つ】

2020年6月28日

面接官からの質問でよくあるのが、志望動機や自己PR、学生時代に頑張ったことがあります。

このように一般的な質問の回答なら問題ないですが、想定していない質問が飛んでくることがあります。

例えば、『あなたは特殊能力が使えるとしたら何がよいですか?』と突然聞かれたら、どのように答えますか?

緊張感のある面接でなぜ、面接官はいきなり訳の分からない『変な質問』や『面白い質問』をするのでしょうか?

企業の新卒・中途採用活動を15年以上している現役面接官の私が質問の意図を解説いたします。

私は就活に悩む人へ少しでも役立つ情報(レシピ)を提供しています。

この記事では面接官が『変な質問』や『面白い質問』をするのは素に近い状態にして適応能力があるか判断するためだと分かります。

面接官の質問意図が分かれば対策を講じることができます。

その結果、どんな変わった質問をされても対応できるようになるでしょう。




なぜ面接官は変な質問や面白質問をするのか?

面接で面接官がいきなり変わった質問をしてくる理由は?

・定番の質問では差別化しにくい

・素の状態をみたい

・適応能力みたい

定番の質問では差別化しにくい

定番な質問はほとんどの人がすでに準備をしているからです。

例えば、

・自己紹介
・自己PR
・志望動機
・学生の時に頑張ったこと
・学生の時に苦労したこと
・長所と短所

必ず聞いてくる質問はほとんどの人が作り上げています。

ネット検索すれば、面接の質問集はいくらでも調べれますからね。

はれきち

ありきたりの質問では
本質を見抜けないのです

素の状態をみたい

私は面接官としてのべ数千人の面接をしています。

定番の質問をして、どんな回答をされても驚くことはほとんどありません。

そのぐらい回答はパターン化しているのです。

そこで変わった質問をすると誰もが一瞬困った表情になります。

顔にすぐに出やすい人、出にくい人、頭をかきむしる人、天を仰ぐ人と様々です。

準備していない、想定していない質問ほど怖いものはありませんよね。

ほとんどの人が素の状態になるのです。

想定問答集で塗り固めた鎧を一旦外した状態にするのです。

はれきち

普段の姿を
垣間見たいだけなんです…

適応能力をみたい

突然、訳の分からない質問を受けると、誰でも一瞬パニックになりますよね。

正解がない質問なので、答えの良し悪しはありません。

面接官が見ているポイントは

発想力、頭の回転、柔軟性、危機対応などの適応能力なのです。

ただし、機転の利いた回答ができる、できないだけで合否は決まりません。

入社すれば必ずお客様、取引様からたくさんの要望やクレームを受けます。

上司からも指導をたくさん受けることになります。

その時の状況、場面にあった対応(適応能力)が必要になりますからね。

実際にした質問例

私が面接官として実際に行った変わった面白い質問を紹介します。

回答例は印象に残っているものを書いています。

①このボールペンは100万で売れます。
 特殊機能は何だと思いますか?

①回答例として

・書けば必ず暗記ができる
 受験や仕事に役立てるから

・頭でイメージした色が出せる
 画家やイラストレーターはこれ一本でよい

・どんなに字が下手でも上手く書ける
 字が下手な人に需要があるから



②ドラえもんの道具が使えるとしたら、何ですか?
その理由は?

②回答例として

・どこでもドア
 いつでも大好きな海外旅行にいけるから

・タイムマシン
 高校生の時にやり残したことがあるから

・タケコプター
 鳥の気持ちになって自由に飛んでみたいから



③海外に移住しなければなりません。
 どこの国?その理由は?

③回答例として

・アメリカ
 気候のいいハワイに住んでみたいから

・イタリア
 スポーツが盛んで陽気なイメージがあるため

・日本
 やっぱり安全な日本以外は考えられない



④昔にタイムスリップするとしたら、何時代がよい?
その理由は?

④回答例として

・幕末(明治初期) 
 一番好きな時代で日本の近代化を体験したい

・戦国時代
 信長や安土城をこの目で見てみたい

・昭和
 自分の親が子供の頃どんな感じか見てみたい



⑤1日の時間が1時間増えて、
 25時間になったら何をしますか?

⑤回答例として

・読みたい本がたくさんあるので読書がしたい 

・仕事に必要な資格の勉強に当てたい

・1年で365時間増えるからテニスを習いたい

はれきち

どれもあり得ない質問
なので正解はありません

質問の意図

見てわかりますように、どの質問もこれが正解というものはありません。

面接官の意図は正解を求めているのではなく、

事前準備できない質問をして、素に近い状態で適応能力をみるためです

変わった質問を出すと30秒から1分以内にほとんどの人が答えます。

答えを出した後も面接官は必ず質問を深堀してきます。

ここが重要なポイントなのです。

上であった質問を例にすると

面接官➡このボールペン100万で売れます。
 特殊機能は何だと思いますか?


就活生➡書けば必ず暗記ができる
 受験や仕事に役立てることができます

とあなたが答えたとします。

面接官はさらに質問をします。

面接官➡100万あったらこのボールペンを買いますか?

就活生➡はい買います、夢のような道具だからです。

このように質問を掘り下げていくことで、言葉のキャッチボールができます。

スムーズに会話のキャッチボールができるか、できないかを判断しているのです。

答えを出すには発想力、頭の回転、柔軟性、危機対応能力が必要です。

もちろん、何も準備できないので個人差があります。

機転の利いた回答が浮かばなかったり、ちょっと考えるのに時間がかかっても大きな問題ではありません。

面接官は追加で質問することで、コミュニケーション力が高いか低いかをみているのです。

要点をつかめば、ここで十分に挽回ができます。

はれきち

素の状態でコミュニケーション
が取れるかを見ているのです

やってはいけない答え方

回答の仕方でやってはいけないパターンがあるのです。

私はこのパターンになると必ず不合格にしております。

無回答はダメ

面接官から訳の分からない質問を突然された時、やってはいけないことがあります。

・思い浮かびません
・分かりません
・ちょっと無理です
・特にありません
・ん~…(無言)

例え時間が多少かかっても必ず自分の答えを出しましょう。

断ると会話が止まってしまい、融通が利かない、適応能力が低いと判断されます。

例えば、入社してお客様からいきなりクレームがくれば、何らかの対応が必要です。

そこで頭の中がフリーズするとさらにクレームになりますよね。

よって、無回答は必ず回避し、どんな答えでもよいので出しましょう。

自信がないので声が小さい

実例を見て分かりますが、質問に答えはありません。

答えがないので恐る恐る話すようになるのです。

その結果、声が小さくなります。

面接官は自信がない、おどおどして動揺しやすいと判断します。

どんな回答も自信をもって、メリハリのある声で望みましょう。

変な質問に対応する3つの策

面接官から想定外の答えのない質問をされた時にどんな対策があるのでしょうか?

3つの対策があります。

・落ち着いて考える
・自信を持って答える
・面接官との対話に比重をおく

落ち着いて考える

誰でも突拍子もない質問をされると戸惑うのは当然です。

芸能人の大喜利ではないので、瞬間に答えを出すのは難しいと考えましょう。

すぐに回答を出さないといけないと思い込んでいるので、考えがまとまらず話をしがちです。

30秒から1分は時間をかけても問題ありません。

まずは落ち着いて考えましょう。

はれきち

機転の利いた回答ではなく、
何らかの回答を出すことが
大事なのです

自信を持って答える

答えが分かっているものは、当然自信を持って答えることができます。

答えがないものはなかなか言い切れません。

つまらない回答や変な答えになると声がだんだん小さくなります。

特に集団面接で隣の人がすごい機転の利いた回答をすると、自分の回答が恥ずかしくて、小さくなりやすいです。

何度も言いますが、

この質問でとんちの利いた回答をした人を高く評価しているわけではありません。

面接官との対話に比重をおく

どのような回答がよいのか、答えのない答えを探すことに比重がいってしまいがちです。

面接が終了した後にあの回答にすればよかったと後悔するかもしれません。

しかし、心配は無用です。

それは見ているポイントが違うからです。

面接官は適応能力だけでなく会話がスムーズなのか、しっかりキャッチボールできているかを見ているからです。

はれきち

回答の質ではなく、
会話がスムーズに
できるかに比重があります




まとめ

面接官が突然、訳の分からない面白い質問するのには理由があったのです。

ほとんどの人が定番の質問に対応できるよう準備しているからです。

全く想定していない質問は、素の状態になりやすく、個性が出やすい。

機転の利いた回答ができる、出来ないだけで合否は判定しておらず、面接官の質問に対して、スムーズに会話が成り立つかに比重があります。

よって、思いつきません、考えつきませんと断る回答をすれば、印象が悪くなり不合格となります。

どんな回答でもよいので、必ず自信を持って答えるようにしましょう。

✅オファー型(逆求人)サイトおすすめ5選


✅就活本おすすめ5選


✅web面接アクセサリー




Posted by はれきち