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【採用者回答】面接でSDGsは質問されるの?押えるポイントは3つだけ

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SDGs

面接ではSDGsについて質問されるのか、どこまで勉強すればよいのか悩みますよね。安心してください、17の目標の暗記や169のターゲットを完全に理解する必要はありません。

面接において、押さえるべきポイントは3つだけなのです。

SDGsの概念」、「質問の意図」、「取組みへの共感」の3つを押さえておけば、面接で質問されても動揺することはありません。

私は大手企業の面接に15年以上携わっている現役面接官です。就活に不安を抱えてる人に少しでも役立つ情報を配信しています。

この記事でわかること
  • SDGsに関する質問は増えている
  • 企業がSDGsに取り組む背景【概念を知る】
  • 面接官が質問する意図
  • 取り組みの共感が大事
  • 逆質問でSDGsを絡めると喜ばれる

この記事を読むと、面接でSDGsについて質問されても押さえるべき点を把握しておけば、あわてることはありません。会社の取組みについて高い共感性を示せば、さらによい結果につながるでしょう。

はれきちのアドバイス

ホームページでSDGsをうたっているなら、会社が目指すべき方向性と認識せよ

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目次

SDGsに関する質問は増えている

質問

面接官からSDGsに関する質問は以前に比べ増えています。

質問の内容は「エスディージーズは知っていますか?」、「17の目標を知っていますか?」ではなく、企業ごとに課題を設けて、意見を求められたり、グループディスカッションのテーマになっています。

インターンシップのグループワークでかなり使われるテーマとなってますね。

例えば、ディスカッションの議題として、

・食品業界なら「食品ロスについて、具体的な対策を考えてみよう」

・自動車業界なら「CO₂削減するため、電気自動車をもっと普及する策を考えよう」

・不動産業界なら「コミュニティを活性化する街づくりとは」

このように一歩踏み込んだ質問やディスカッションが増えているのです。これらの質問は全てSDGsの取組みにつながっています。

私がよくする質問

・弊社のSDGsの取組みで興味があるものはありましたか?

「ある」と答えたら

なぜ、その内容に興味をもたれたのですか?

・SDGsの取り組む企業に関心はありますか?

「ある」と答えたら

なぜ、関心があるのですか?

質問の意図は「企業がホームページでアピールしている内容をしっかり見ているかの確認」と「共感性をもっているかの確認」の2つです。

普段あまり意識していないが、SDGsについてどのような考えをもっているかが大事です。

<その他の質問例>

・SDGsに積極的に取り組んでいる企業をどう思いますか?

・SDGsの17の目標であなたがもっとも関心高いものは何ですか?その理由は?

・SDGsの取り組みに共感する企業はありますか?

<聞かれることが増えている理由>

・SDGsの考えが世の中に浸透している
・企業の取組みが本格化している
・学校教育に取り入れられている

SDGsの考えが世の中に浸透している

なんといってもSDGsはスピードを上げて世の中に浸透しています。スーツにSDGsのピンバッジをしている人やニュース、CM、雑誌でよく取れあげられています。

野村證券がテレビコマーシャルを流したりと目にすることが増えましたよね。

認知度調査では10代で70%以上と高い数値を示しています。

認知度
参照:SDGsに関する生活者調査
はれきち

認知度は年々高くなっています

企業の取組みが本格化している

上場企業や大手企業はもちろんですが、中小企業、ベンチャー企業でも取り組みの輪が広がっています。数年前のざっくりした社会貢献と比べ、より具体的な活動となっています。

トップ(社長)が方針を示し、社員の意識を向上させ、具体的に取り組みをホームページで報告する流れになっているのです。

私の会社では勉強会はもちろんですが、具体的な取組みについて、部署ごとに発表会やワークショップを開催しています。それだけ企業が本気を出しているといえます。

学校教育に取り入れられている

今や小学校、中学校、高校の授業でSDGsを題材にした授業が取り入れられています。特に環境問題、人権など世界が抱えているニュースを積極的に取り上げ、授業に活かしているのです。文部科学省が中心となりSDGsの浸透を図っていますよね。

小さいときから、慣れ親しんでいれば、企業に入って戸惑うことはありません。

SDGsの考え方がわかれば、マクドナルド、スターバックスなど家の近くにある飲食店のストローがプラスチックから紙へ変わったなと実感できるでしょう。このような変化に気づいている方はSDGsへの共感性が高いといえます。

企業がSDGsを取り組む背景

SDGs
押さえる3つのポイント
概念を知る
・質問の意図
・取り組みへの共感

SDGsで大切なことはまず【概念を知る】ということです。興味があれば各項目を暗記してもよいですが、まずは大きなくくりで概念を頭に入れておきましょう。

SDGsとはSustainable Development Goalsの略で持続可能な開発目標と訳されます。2015年の国連サミットにおいて、2030年までに達成すべき目標をかかげたのです。

つまり、世界共通の目標を立てたのです。国から企業へ、企業から個人と考え方を浸透させています。

SDGs17の目標
1:貧困をなくそう
2:飢餓をゼロに
3:すべての人に健康と福祉を
4:質の高い教育をみんなに
5:ジェンダー平等を実現しよう
6:安全な水とトイレを世界中に
7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8:働きがいも経済成長も
9:産業と技術革新の基盤を作ろう
10:人や国の不平等をなくそう
11:住み続けられるまちづくりを
12:つくる責任つかう責任
13:気候変動に具体的な対策を
14:海の豊かさを守ろう
15:陸の豊かさも守ろう
16:平和と公正をすべての人に
17:パートナーシップで目標を達成しよう

各目標の指標として169のターゲット(達成基準)が設けられています。

例えば、2.飢餓ゼロの目標に対して、

<ターゲット例>

5歳未満の子供の発育阻害や消耗性疾患について国際的に合意されたターゲットを2025年までに達成するなど、2030年までにあらゆる形態の栄養不良を解消し、若年女子、妊婦・授乳婦及び高齢者の栄養ニーズへの対処を行う。

概念まとめ

・全世界が同じ目標に向かって、永続可能な環境や社会をつくる

・「地球環境」、「人権・平等」に関わる目標が多い

・企業は積極的に取り組まないと取引先や消費者から評価されない

社会貢献としての取り組み

SDGsは企業が事業を通して、社会貢献する意味あいが強いです。

例えばパルプ(紙)を製造する会社なら、植林することで二酸化炭素の削減に努めたり、包材メーカーなら容器資材のプラスチックのリサイクル率を上げる努力をしています。

このような活動は社会的責任(CSR)の一環として取組んでいます。そのためホームページのCSR部分に記載されることが多いです。

従来の社会貢献と違うのは具体的な数字や企業の方向性を強くうちだしている点です。

ホームページに記載することで、消費者や取引先に対してしっかりアピールできますからね。

企業間で取引する上で必須条件

こちらはあまり知られていないのですが、企業間で取引する上でSDGsへの取組みはもはや必須条件となっています。

例えば、原料を仕入れて加工する会社なら、取引先(販売先)の企業から必ず聞かれることがあります。

取引先から聞かれること
・製品は環境に配慮して作られているか
・法令を順守しているか
・仕入れ先の人権は守られているか
・製品の履歴は追えるか
・廃棄の手順や削減策はあるか
・災害時でも安定供給できる体制か

特に仕入れ、納入をしている担当している購買部門や品質保証部門は毎年何十社と取引先(販売先)から監査や質問を受けます。回答の内容が悪ければ取引してもらえません。

例えば、海外で原料を仕入れているなら、安く買い叩いていないか、その国で働いてる人権は守られているか、チェック項目があります。昔のように安く仕入れることができれば、何でもありだという時代は終わったのです。

要するに、取引する上でSDGsの取組みが「選定基準」のひとつになっているのです。

企業としては積極的に取り組まないと、販売先がなくなってしまうのです。

はれきち

特に医薬会社からの質問は厳しいです

面接官がSDGsを質問する意図

SDGs
押さえる3つのポイント
・概念を知る
質問の意図
・取り組みへの共感

数年前まではSDGsに関して質問は少なかったですが、最近は社会の関心が強くなっているため、議題にあがることが増えています。

ここでは面接官が質問する意図について、考えてみましょう。

SDGsに関心があるかチェック

質問する意図のひとつとして、関心度合いをみています。

例えば、マクドナルドがプラスチック製から紙のストローに変えると発表しただけでもYahooのトップニュースに流れるようになっています。

大手企業は必ずSDGsの取組みをホームページに記載し、広報活動の一環として、「社会貢献」と「企業ブランドの向上」をアピールしています。

よって、ホームページでSDGsの中身を見ているか、見ていないかチェックされるのです。

見ていない→関心が低いと判断される

SDGsはトップの方針

SDGsの方針や取り組みはトップ(社長)によって決められます。決して、人事部や総務、CSRの部門が勝手に決めてるわけではありません。

社長方針のため会社の進むべき方向性を示しています。いわば羅針盤の役割を果たしています。

採用としては当然トップの方針に共感性や同じ価値観をもって取り組める人を探しています。

積極的に取り組んでいる企業であれば、SDGsの感覚を持ち合わせた人が入社の条件になるのです。

取り組みへの共感性が大事

押さえる3つのポイント
・概念を知る
質問の意図
取り組みへの共感性

面接では取り組みへの理解と共感性が大事になります。

企業のSDGsへの取組みは「会社の方向性」を示しています。どういう世の中にしたいのか?そのために事業を通じて何ができるのかをうたっています。

当然、採用側の立場としては、会社の方向性に共感性がない人より、ある人を選びたいですよね。

よって、会社が取り組んでいるSDGsの内容を全く知らないと落とされる可能性が高くなります。会社が何を一番アピールしようとしているか、ホームページでSDGsの部分をしっかり確認しなければなりません。

例えば、ある大手食品会社では飢餓をなくす取組みをしています。ベトナムで栄養バランスのよい献立メニューのソフトウェアを開発し、全土の学校給食で使えるようにしました。その結果、農村部の栄養不足が解消され、子供の発育に役立っています。

この事例に対し、共感性を持つことが大事になります。入社したら、事業を通じて、自分も何か役立てることがないかと考えることが大切なのです。

どのような取り組みをしているかチェック

企業ごとにSDGsの取組みは異なります。どの目標を掲げているのか、項目やマークをチェックしましょう。

必ず17の目標のどれかに該当しているはずです。企業によっては5,6個目標があっても不思議ではありません。いくつ取り組んでもよいからです。

どの項目を掲げているのか把握しておきましょう。共感の第一歩は取り組み内容を把握することです。数字で示していることが多いので、達成度合いも確認するとよいでしょう。

共感性を示すには逆質問が有効

逆質問でSDGsに対して聞くことは共感性を示すには有効です。

例えば、「御社のSDGsへの取組みに共感したのですが、今後さらに力を入れていくべきことや課題があったら教えてください。」

このように質問できれば、SDGsに対して理解があり、さらに深く知ろうとしていると判断されるでしょう。

はれきち

SDGsに関して質問する人はまだまだ少ないです

入社の判断基準にする人が増えている

SDGs増えている

SDGsへの取り組みは入社するためのひとつの基準になっています。目標達成に向けて、取り組む企業姿勢は就職先を選ぶ理由になっているのです。

企業を選ぶ基準
・やりたい業務内容がある
・職場の雰囲気がよい
・給与がよい
・福利厚生が充実している
・将来性がある
・有名もしくは上場企業である
・地元の優良企業である
・SDGsへの取組み

企業を選ぶ基準は人それぞれですが、最近はひとつ増えた気がしています。会社説明会や面接の逆質問でSDGsについて質問が徐々に増えつつあるからです。

今後、数年先には売上、営業利益、従業員数だけでなく、過去にどんなSDGsの目標を掲げ、取り組んだ実績によって、企業を選択するようになるでしょう。

もし、採用担当者へSDGsに関しての取組みについて、「答えてくれない」、あるいは、「はぐらかされる」ことがあるようだとその企業は赤信号と思ってよいでしょう。

SDGs評価ランキング2022

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SDGsへの取り組みの評価高い企業
1.トヨタ自動車
2.イオン
3.ユニクロ
4.日産自動車
5.サントリー
6.パナソニック
7.スターバックス
8.日本マクドナルド
9.アサヒビール
10.無印良品

このようにSDGsの企業を評価する指標があるので、判断材料として、参考になりますよね。

もう少しSDGsを詳しく知りたい

発見

SDGsの考えは大事とわかった、もう少し勉強してみたいなら、本からヒントを得るとよいでしょう。

ここでは概念を深く知ることにスポットあてた本を紹介いたします。

60分でわかる! SDGs 超入門

とにかく早く広く概念を知るにはもってこいの本です。

「投資を呼び込む」「ビジネスチャンスを拡大する」「企業の知名度を向上させる」「採用に強くなる」など、ビジネスとSDGsを両立させている事例も合わせて紹介されています。

SDGsの基礎

SDGs概念を深く掘り下げてみたいならこちらがおすすめです。SDGsは企業の利益とは相反する行動だと、まだどこかで思っているなら、一読の価値はあります。企業経営者から就活する学生まで幅広く読まれているバイブルとなっています。

SDGsと混同しやすい用語

SDGsに似たような用語としてCSR:Corporate Social Responsibility企業の社会的責任、ESG:Environment(環境)Social(社会)Governance(ガバナンス)があります。

  • SDGs
  • CSR
  • ESG

同じような意味合いでつかわれますが、それぞれ違いがあります。

SDGsとCSRの違い

SDGsとCSRの違い
★一番の違いは規模感です。
・SDGs
→世界共通の目標(国全体や民間企業が取り組んでいる)
・CSR
→企業ごとの目標(民間企業)

どの企業においてもCSRを強化しています。法令順守や社会貢献、障がい者雇用は必須なのです。

SDGsとESGの違い

SDGsとESGの違い
★一番の違いは目標なのか手段なのかです。
・SDGs
→世界共通の目標
・ESG
→SDGsを達成するための手段

ESGは投資の指標として使われます。長期的に環境配慮の活動をすれば、経営基盤の強化につながるという考えです。

SDGsを積極的に取り組んでいる企業を探したい

SDGsは企業選びの判断基準のひとつになっています。積極的に取り組んでいる企業へ就職したいと考えているなら、どうすればよいのでしょうか?

ホームページをしっかりチェック

まずは【ホームページに記載している】=【積極的に取り組んでいる】と勘違いしないことです。本当に積極的に取り組んでいる会社と一応記載しているだけの企業があるからです。

見せかけだけのSDGsは『SDGsウォッシュ』といわれています。何もしていないのに取り組んでいる風を装っている場合があるのです。

<見分けるポイント!>

記載していることはかなりアバウトだからです。例えば、私たちは『海の豊かさを守ろう』について積極的に取り組んでいます。と言われても具体的な対応策がなければ意味がありません。

①具体的な活動がホームページに書かれているか

②取り組んだ成果がしっかり書かれている

③採用担当者がしっかり答えてくれる

これらがある企業は信用できますよね。

逆求人サイトを活用

自分から企業へアプローチするのではなく、企業からあなたへアプローチしてくれる逆求人サイトを活用する方法があります。

プロフィールの欄にSDGsに積極的に取り組んでいる企業を探している旨を記載すれば、相手企業からシンパシーを感じてもらえ、コンタクトを取ってくるでしょう。

あなたの知っている有名企業だけがSDGsを取り組んでいるわけではありません。入口をSDGsにして、企業を探すのも悪くないでしょう。

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はれきち

採用者はSDGsに共感してくれる人を探していますからね




まとめ

SDGsを題材にした面接のグループディスカッションや面接官からの質問は年々増えつつあります。それだけ、世間の認知度が上がり、取引先からの要望も強くなっています。面接する上でSDGsの17の目標やターゲットを暗記する必要はありません。

ただし、押さえるポイントとして、下記の3つが挙げられます。

①SDGsの概念を知る

②面接官の意図を把握する

③企業の取組みについて共感する

3つのポイントを押さえておけば、どんな質問でも本質を外すことはありません。要は共感性を示すことが大事なのです。

これから入社するならば、SDGsに対して理解度があり、会社の共感性が高い人が求められます。ホームページのCSR部分に記入されていることが多いので、しっかり把握してのぞみましょう。

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