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【圧迫面接の意図】現役面接官がパターン(例)と減らない理由を大公開

【PR】この記事には広告を含む場合があります。
圧迫面接

通常の面接はあなたの能力を引き出そうと、雑談を交えながらよい雰囲気にして行われます。

しかし、これとは全く逆にあなたを威圧し、質問攻めで追い込む圧迫面接があります。なぜ企業は圧迫面接をするのでしょうか?

私は大手企業の新卒採用活動を15年以上している現役面接官の「はれきち」です。採用側の立場で圧迫面接の意図を読み解き、アドバイスいたします。

この記事でわかること
  • 面接官が圧迫面接する意図
  • 圧迫面接のパターン(例)
  • 誰でもできる3つの対処法
  • いまだに減らない理由
  • ホワイト企業を探す方法

この記事を読むと圧迫面接に遭遇した際、意図を把握しているので、落ち着いて対処することができます。ただし、人格を否定するような面接は、こちらからお断りする方がよいとわかるでしょう。

はれきちのアドバイス

決して、ひるまず、前向きな意見を心がける

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目次

面接官が圧迫面接する意図

圧迫面接とは面接官が就活生に対して過度なストレスや不快感を与えるような質問や態度をとる面接のことをいいます。

権限の強い面接官が威圧すれば、あなたは委縮して、言いたいことが言えなくなりますよね。

私は面接官として15年以上たずさわっていますが、威圧する面接手法は同業者として理解に苦しみます。『リラックスして面接にのぞめる環境を作ること』モットーにしている私からすれば言語道断だからです。

先に言っておきますが、理解に苦しみますが、ここは百歩譲って、面接官が圧迫面接をする意図を考えてみます。

<圧迫面接する面接官の意図>

・本音や人間性を見抜くため

・モチベーションや適性を確認するため

・反応や姿勢を観察するため

本音や人間性を見抜くため

圧迫面接の一つの目的は、本音人間性を見抜くことです。

面接官は、あなたがどれだけ感情を保ちながら自分の意見や言えるか、また自信があって、論理的に答えられるかをみたいのです。

あなたはどのようにストレスや困難に立ち向かっていくのか、取り組む姿勢などをしっかりチェックされます。

圧迫面接では、面接官がプレッシャーをかけることで、本音や人間性の素の部分がでてしまいます。

その圧に屈しないなら、相当強い気持ちの持ち主といえます。気持ちが強いと危機耐性が高い人材だと認識されるでしょう。

モチベーションや適性を確認するため

面接官はあなたが本当にその仕事に興味があるか、どれだけ情熱や責任感を持っているかが知りたいのです。

あなたが業務内容に対してどれだけ知識や理解があるか、そして働く上でどれだけ準備や覚悟があるか確認するためです。

圧迫面接では、厳しい質問や反論をすることで、あなたのモチベーション適性を判断するのです。

もしモチベーションが低いと、あきらめがでるため、言葉数は徐々に減っていくでしょう。

反応や姿勢を観察するため

面接官は、あなたがどれだけ冷静さや柔軟性を保てるか、そして礼儀正しく振る舞い、言葉遣いに変化があるかを観ています。

早口になったり、あわてたり、声が小さくなったり、通常の面接と違い冷静さを失うため、対応に差がでやすいです。

圧迫面接では、面接官が不快な感情や態度を示すことで、あなたの反応や姿勢を観察する意図があるのです。

圧迫面接のパターン(例)

面接官ふたり

圧迫面接はひとパターンではありません。いろんな形で威圧してきます。典型的なパターンを紹介いたします。

<圧迫面接をする面接官の例>

・高圧的な態度で威圧する

・いきなり大声で驚かせる

・回答をすべて否定的受け取る

高圧的な態度

面接官が終始腕を組んでいる、足を組んでいる、首をかしげる、顔がしかめっ面といかにも不機嫌極まりない態度でくるのです。やはり多いのはこの高圧的な態度で威圧してくるパターンなのではないでしょうか。

にらむようにこっちを見るので、入室した瞬間、面接官の雰囲気でさっしがつきますよね。

はれきち

高圧的な態度な人に限って、顔がこわい(笑)

声をいきなり荒げる

何も悪いことをしていないのに、いきなり声を荒げて威圧してくることがあります。

例えば、自己PRをしているときに、「はっきりしゃべらないと聞こえない!」と、いきなり怒鳴るのです。当然、びっくりして萎縮しちゃいますよね。

不思議なことに、普通の声のトーンで聞こえるのに、あえて大声で威圧するんですよね。

回答はすべて否定的に受け取る

志望動機を伝えた後に、面接官から質問されることはよくあります。しかし、回答を否定されると答えるのが嫌になっちゃいます。

例えば、志望動機を『御社の新しい業務にどんどんチャレンジしていく社風に強く共感したからです』と答えたとします。

すると面接官から、

『はぁ、新しい業務って何?』、

『それだけ共感できるんだね、すごいね』、

『大きなリスクのチャレンジでも共感できるってこと?』、

『社風は入社しなくてもわかるんだね?』、

『共感したら、志望動機につながるの?』

などのように回答を否定的に受け取らるのです。

誰でもできる3つの対処法

対処法3つ

圧迫面接を受けると頭が真っ白になります。その状態が続くと何も考えられず、面接が終了してしまいます。ほんと後でトラウマになりますから。

問題は面接官の威圧をどのようにかわすかですよね。合格するポイント押さえ、効果的な対処法を3つ教えます。この対策は誰にでもできる簡単なアドバイスです。

<効果的な方法>

・何を言われても、目線をそらさず、明るい表情を保つ

・回答は詰まってもよいので最後まで言い切る

・怖がらず逆質問をする

目線をそらさず、明るい表情を保つ

威圧されるとどうしても気持ちがなえます。気持ちで負けると面接官の思うつぼです。

嫌だなと思うと一番顔に出てしまいます。表情は正直なので硬直し、顔がこわばります。さらに面接官と目が合わせられず、終始目線が下向きになるのです。

面接官が高圧的な態度をされたり、声を荒げようが、明るい表情を保ちましょう。そうすればメンタルが強いと認識されます。

明るい表情を保つ➡メンタルの強さをアピールできる

回答は詰まってもよいので最後まで言い切る

あなたがどんな回答をしても必ずいじわるな質問が飛んできます。なぜそう考えた?、その根拠は?、もしできなかったら?、無表情で質問されたり、強い口調でプレッシャーをかけてきます。

そうなれば、回答はしどろもどろになり、内容は支離滅裂になります。強いプレッシャーを受けるので冷静に考えることができなくなるのです。

まず理解してほしいのは『どんな回答をしても正解はありません。答えにくい質問をして、”いちゃもん”をつけるからです。

面接官は求めているのは『自分の考えをしっかり相手に伝えることができるか』なのです。

最後の言葉が「~と思います」、「~だと考えています」だと自信なく聞こえます。よって、「~です」、「~ます」としっかり最後まで言い切りましょう。回答は少々詰まって問題ありません。内容の整合性を気にするより、言い切ることに意識を傾けましょう。

どんな意地悪な質問をされても、しっかり自信を持って意見を返すことが大切です。決して、声が小さくならず、回答を途中でやめないようにしてください。

回答は最後まで言い切る➡応対力をアピールできる

怖がらず逆質問をする

面接官から威圧されると早く面接を終了したいと考えます。最後に逆質問の機会を与えられますが、怒られるのではないかという恐怖心から、「特にありません」と言ってしまうのです。

逆質問をしないと関心度が低いと取られ、大きなマイナス評価となります。

圧迫面接を受けて、唯一反撃できるチャンスが逆質問なのです。使わない手はありません。

業務内容、教育訓練、社風、キャリア形成とどれを質問してもよいですが、必ず面接官の回答に対して、深く突っ込んであげましょう。そのぐらいの気構えが大事です。

圧迫面接にのまれるのでななく、常に対等の関係性でのぞまなければなりません。

雰囲気の悪い環境下で逆質問する➡入社意欲をアピールできる

逆質問は必ずしないと評価が下がってしまします。こちらの【面接官回答】逆質問しないと落ちる?すれば誰でも評価される質問例を参考にしましょう。

いまだに減らない理由

私が就活生時代の20年前に圧迫面接はありました。なぜ、こんな時代遅れの面接手法が現在まで続いているのか疑問ですよね。

同業他社に圧迫面接をする有名な企業があるため、面接時に就活生とよく次のようなやりとりをしています。

私:「同業他社はどこか受けられましたか?」

就活生:「○○会社を受けました」

私:「面接は大変でしたか?」

就活生:「怖くて何も言えなかったです…」

私:「弊社の面接は怖くないですから、安心してくださいね(笑)」

私は逆にリラックスしてもらうネタとして使わせてもらってます。

本題に戻りますが、なぜ圧迫面接が減らないのか、理由は3つあります。

減らない理由
・人事部が面接方法を変えられない
・就活生を見下している
・会社のチェックが行き届いていない

人事部が面接方法を変えられない

面接官は20年前と変わっているにも関わらず、圧迫面接の手法を取り続けているのは、やり方を変えられない保守的な会社といえます。

もはや人事部の伝統になっているかもしれません。歴代の採用担当者が面接手法を引き継いでいると言えます。人事部担当役員が主導しているとやり方を簡単には変えにくいですからね。

就活生を見下している

人事部には就活生を採用する権限がありますが、就活生にも企業を選ぶ権利があります。企業側があまりにも強い態度でのぞむのは就活生を見下しているからです。

部活の体罰と同じ構図になっている気がします。絶対に言い返せない力関係で押さえつけて指導する感じと似ています。

相手を少しでも尊重する気持ちがあれば、絶対に威圧はできません。

私は圧迫面接をする面接官に聞きたいです。自分の息子や娘が面接を受けに来ても同じことが言えるのかです。絶対言えないし、子供に面接風景を見られたら絶対に軽蔑されますよね。

はれきち

私は胸をはって子供に見せることができます

会社のチェックが行き届いていない

大多数の社長や役員は自分の会社が圧迫面接をしていると思っていません。

その理由は最終面接で社長や役員が出席した際に、圧迫面接をしていないからです。

圧迫面接をしている採用担当者は一次、二次面接と違って別人となります。

会社として圧迫面接が行われている認識がないのです。つまり、会社全体のチェック機能が働いていないのです。大手企業であれば、このような手法を社長が賛同するはずはありません。

ひどい圧迫面接を受けた場合

度が過ぎる圧迫面接は面接恐怖症になったり、苦手意識がついてしまいます。中には人格を否定するようなひどい面接官が存在します。

このようにひどい圧迫面接を受けた場合どのように抗議すればよいのでしょうか?

途中で面接を辞退する

面接中であっても不愉快と感じたら、席を立つことができます。

その場合は、「私の思っている企業イメージと大きく異なるため、面接を辞退致します」と伝え、退席しましょう。もしくは「面接が不愉快なので辞退します」とストレートに伝えてもよいでしょう。

あくまで面接官と就活生は対等の関係のため、遠慮はいりません。私なら頭にきて言っちゃいそうです。

面接後に抗議する

面接中はさすがに断りにくいので後から抗議することができます。面接のやりとりをしているマイナビ、リクナビ専用のメールに抗議してもダメです。理由は人事部だけにしか届かないため、もみ消される可能性が高いです。

一番効果的なのは、会社のホームページの問い合わせから抗議することです。宛名は人事部ではなく、コンプライアンス室もしくはCSR担当者宛にするとよいでしょう。採用担当者だけの問題ではなく、会社全体の体質に発展するからです。

内容については、「御社の面接方法について、人格を否定するような圧迫面接を受け傷つきました。今後、不愉快な思いをする学生が減るよう改善を求めます。」とメールすれば効果的です。

絶対にやってはダメ

感情的になりTwitterなどのSNSで、ひどい圧迫面接をされたと会社名を流さないことです。不特定多数がみれる掲示板への書き込みは控えましょう。

相手企業から名誉棄損や侮辱罪で訴えられる可能性があるためです。

言いたいのであれば、就活ノート、みん就のように不特定の人に見られないクローズのサイトへ記入しましょう。運営会社が記事をサイトに載せるか判断するので、あなたに責任は及びません。

同業他社を探す

あなたが志望した企業が圧迫面接をしたなら、同業他社を探しましょう。同じ業界でも全く社風は異なります。決して、業界自体が悪いわけではなく、圧迫面接をする企業が悪いのです。

面接恐怖症におちいらないよう、気持ちを切り替えて次の面接にのぞみましょう。

同業他社を調べるにはこちらの【教えて!】就活で同業他社を簡単に調べる方法【採用者回答】を参考にしてください。

圧迫面接する企業を調べるには

圧迫面接調べ方

あなたが志望する企業が圧迫面接しているか気になりますよね。そこでネットで『○○会社 圧迫面接』と検索しても情報は得られません。

なぜなら、TwitterやSNSなど誰もが目にするオープンな場所だと企業から訴えられる可能性があります。いわゆる根拠がないと名誉棄損や侮辱罪として訴えられますからね。

そこでどのように情報を得るかアドバイスします。

就活ノートを活用する

就活ノート

面接体験記が見れるようになっています。

例えば、下の図はある会社の一次面接の体験記です。そこでは面接はフランクな印象と書いてあります。これらの状況からすると圧迫面接ではないとわかります。

詳細がまとめられており、アドバイスまで書かれているのでためになりますよね。登録すればさらに詳細な情報が得られます。

面接体験記

>>就活ノート(公式ホームページ)

みん就を活用する

みん就

就活ノート同様にみんなの就職活動日記(みん就)を活用する方法があります。

気軽に書き込めるので情報量が多いのが強みの「みん就」です。上場企業以外の情報を確認するのに適しています。選考・面接体験記は13万5000件ありますからね。

圧迫面接は就活生の受け取り方によってもかわります。あくまでも参考程度にとどめておきましょう。

>>みん就(公式ホームページ)

ホワイト企業を探す方法

できることなら圧迫面接をしたり、入社してからノルマが厳しい企業は最初から避けたいですよね。就活エージェントのいる就活サイトを3つ紹介します。

就活エージェントがいれば、圧迫面接について対策はもちろんですが、ヒヤリングを通してホワイトな企業を紹介してくれます。

就職後も定期的にヒヤリングしているためブラックかホワイト企業なのか情報が蓄積されています。

就活エージェントがいる就活媒体はメリットが多いです。

・あなたの考えを整理して、企業を数件紹介してくれる

・紹介案件は面接回数が減って、合格率が上がる

・蓄積した就活のノウハウを丁寧に教えてくれる

JobSpring

JobSpring

公式ホームページ:JobSpring

特徴

・就活アドバイザーが手厚いカウンセリングをしてくれる

・紹介企業は厳選した3~4件のみ

・不要なメールがほとんどこない

・web面談が可能

・理系より文系の登録者が多い

・女性の登録者が多い

・万が一不合格になった場合も改善策を練ってくれる

JobSpringに向いている人
・たくさんのメールをチェックしたくない
・数社に絞って、面接がしたい
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超大手企業は少ないですが、文系女子のマッチング案件が豊富です。そのほかも多数あります。

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特徴

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特徴

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・エントリーシートや面接の指導が丁寧

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・合格率をとにかく上げたい
・首都圏、関西圏で勤務したい

\ 最短2週間で内定がでる!/

紹介企業に就職してからもサポートがあるので悩みを聞いてくれます。やはりこのサポートが充実しているので、ホワイト企業かどうかを判断できるのでしょう。




まとめ

圧迫面接を受けると一瞬、気が動転します。しかし、動じず目線をそらさず、明るい表情を維持しましょう。外見から落ち込むのがわかると面接官の思うつぼです。

否定的な質問をされても、小声にならず、回答を「です」、「ます」で言い切りましょう。曖昧な表現が一番よくありません。少々回答に詰まっても自信を持って言い切りましょう。

逆質問しにくい環境ですが、必ず1つは質問してください。全くしないと入社意欲が低いと認識されます。

人格を否定されるようなひどい圧迫面接に遭遇すれば、途中退席をする方がよいです。できなければ、後日コンプライアンス室やCSR担当者宛に抗議メールを送ると効果的です。

圧迫面接は今の時代にマッチしておらず、早く絶滅してもらいたいです。あくまでも面接は面接官と就活生は対等の関係で成り立ちます。就活生は企業を選ぶ権利があるため、後悔をしない選択をしましょう。

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