【見分け方】面接でブラック企業は誰でも回避できる【3つの質問】

2019年10月12日

事前にブラック企業とわかっていれば、誰も入社する人はいませんよね。

ほとんどは気づかず入社して、『こんなブラックな会社だとは思わなかったわ』と後悔するパターンなのです。

でも素人が入社前にブラックかホワイトか見分けることは可能なのでしょうか?

その答えは3つの質問でおよそ見当がつくと言っていいでしょう。

就活において一番大事な見極めかもしれませんね。

私は大手企業の新卒・中途採用活動に15年以上携わっている現役面接官です。

採用する側の立場として、あなたの悩みを少しでも解決するよう、合否のポイントをぶっちゃけて配信しています。

この記事でわかること

  • 平均残業時間を質問する
  • 離職率を質問する
  • ハラスメント教育有無を確認する

面接でこの3つの質問をすれば、ブラック企業かどうか判断できます。

その結果、事前に分かれば入社を回避することができます。

見分けポイント

面接官があいまいな返答、嫌な顔する企業は回避せよ




ブラック企業は絶対イヤ!

ブラックな会社には絶対に入りたくない!と誰もが思いますよね。

知らずに入社すると我慢し続けるか、辞めるかのどちらかになります。

我慢し続けてうつを発症することはよくあります。

ブラック企業の定義とは

でも、あたなの思う『ブラック企業の定義』はなんですか?

サービス残業?、パワハラ?、休日出勤を強いられる?

人によって微妙に違いますよね。

実は厚生労働省において、ブラック企業について明確な定義はありません。

ただ、一般的な特徴として

《ブラック企業の特徴》

・長時間労働(月80時間以上)

・サービス残業が多い

・無理なノルマを課す

・パワハラ、セクハラが横行

・労働環境が過酷

残業時間として過労死が認定される80時間以上が毎月続いたり、賃金を払わないサービス残業が多いとアウトです。

上司が高圧的でパワハラでノルマを課してくるのもアウトです。

労働環境が暑すぎる、寒すぎる、臭すぎる、うるさすぎなのに改善しないとアウトです。

個人より組織的な方が大問題

ここで重要なのは問題を起こすのが個人なのか、社風や組織的なのかです。

私は組織的に問題を抱えているアウトな会社ブラック企業と捉えています。

このような企業に絶対入社してはいけません!

個人レベルで変な人はどの会社にも必ずいます。(はい、残念ながら…。)

下ネタ連発の上司やノルマがきつい上司、やたら敬語に厳しい上司といろんな人が会社にいますから。

個人だけなら、やりようによって回避できますが、社風や組織的な問題はあなたの力でどうこうできるレベルではありません。

サービス残業を強いられる社風だと自分だけ残業を申請することは難しいですもんね。

ブラック企業と言っても明確な定義があるわけじゃないので、人によって考え方が違うと思っておきましょう。

はれきち

報道されるブラック企業は
有名企業だけなので、
ほんと氷山の一角です

面接でブラック企業を誰でも回避できる3つの質問

3つの質問

インターンシップ、企業説明会、面接時に人事部もしくは採用担当者へ3つの質問をするとブラック企業かどうか判断できます。

見極める上で重要なワードは下記の3つです。

①平均残業時間
②離職率
③ハラスメント対策

質問に対して採用担当者が『詳しく調べてない、わからない、答えを控える』などの返答だと危険信号です。

私はこのように『あいまいな返答する企業は避けた方がよい』と考えています。

人事部はすべてのデータを必ず持っていますから、知らないわけはありません。

はれきち

答えたくないだけかもね

そもそもこんな踏み込んだ質問をしてよいのだろうかと思ってませんか?

昔はタブーとされていた逆質問でしたが、今では働き方改革が推進されたことで一変されました。

本当にダメな質問はこちらを参考に>>

時代はワークライフバランス、働き方改革ですからね。

企業は2019年から『働き方改革関連法』は義務になってますから必ず取り組んでいます。

時間外の上限規制(従来は繁忙期は80時間/月もありだった)

有給年5日の消化(従来は決まってなかった)

平均残業時間

長時間労働の蓄積は肉体的にもきつく、また精神的にも悪い影響をもたらします。

帰宅後、夜食とお風呂に入るだけで0時を超える生活が続くとどんなに好きな仕事でも嫌になります。

あなたの友達やOB、OGにいませんか?

話を聞いたことがあるかもしれませんね。

長時間労働の職場を回避するために、 平均残業時間がどれくらいか確認しましょう。

似たような質問で『サービス残業はありますか?』がありますが『はい』と答える面接官はいませんので、止めましょう。失礼にあたりますしね。

1つ目の質問

御社の平均残業時間はどのくらいでしょうか?

企業は残業時間を把握していないことは絶対にありません。

大企業であれば、2019年4月から、中小企業であれば2020年4月から時間外労働の上限規制がかかるようになったからです。

罰則もあるので、人事部は必ず把握する必要があります。

厚生労働省 働き方改革特設サイト

引用元:厚生労働省

平均残業時間が45時間を超えていると確実に法令違反となります。

よってブラック確定となります。

採用担当者の答えが10~30時間/月に納まっていれば、問題はないでしょう。

もっと突っ込んで聞ける雰囲気であれば、残業を軽減もしくはサービス残業をなくす取り組みについて聞くともっとよいでしょう。

離職率

離職率とは会社を辞めていく人の割合です。

良い会社、働きやすい環境が整っていると辞める人は当然少ないです。

その逆になると離職率は高くなります。

新卒で入社する人の離職率を確認しましょう。

2つ目の質問

御社で入社後の離職率はどれくらいなのでしょうか?

新卒3年後が離職率が30%を超えていると注意した方がよいでしょう。

例えば入社して3年後に10人中5人しか残っていないと離職率は50%となります。

このようにネガティブな情報は聞かないと教えてくれません。

新卒の離職率が高い企業は何らかの原因があります。

例えば、

  • 長時間労働
  • サービス残業が多い
  • ノルマがきつい
  • 休日出勤を強いられる
  • 職場の雰囲気が悪い
  • ワンマン経営
  • 企業説明会とのギャップ
  • 給与が安い
  • 工場が超肉体労働

などが組織的に行われていると判断できます。

理由はどうであれ、企業としては辞めてもらうことが一番困るのです。

離職率と残業は密接な関係があります。

離職率が高くなると他の人への残業がその分増えます。

離職率高い➡残っている人の残業増➡耐えられず退職➡人入れてもすぐには残業減らず

このように悪循環に陥るのです。

それだけ肉体的や精神的にきつくなりますからね。

「新卒3年後の離職率」が低い100社ランキング     

     https://toyokeizai.net/articles/-/275710?page=2

引用先:東洋経済オンライン

上場会社は離職率を掲載していることが多いですが、非上場企業は聞かないと教えてくれません。

離職率の低い企業は必ず、社員を大事にする取り組みをしています。

1年目の社員は不安になりやすいため、相談窓口として2~3年目社員をパートナーにしたり、孤立しないようチーム制を引くところもあります。

2~3年目社員には上司に相談しにくいことを人事部がヒヤリングしてアドバイスする仕組もあるでしょう。

質問をして面接官が具体的に離職率を下げる方法を教えてくれれば、人を大事にしている企業と言えるでしょう。

社員同士がコミュニケーションをしっかり取っている企業は離職率が低いです。

ハラスメント対策

パワハラ、セクハラ、モラハラ、マタハラなどたくさんのハラスメントがあります。

わかりやすく言うと『暴言、いじめ』です。

加害者側の上司がハラスメントに対して、理解していないことが多いです。

さらに困ることは、上司だけでなく、職場全体が当たり前のような雰囲気になっていることです。

ハラスメントはモラルが低いと起こりやすいです。

このような環境に新人が入るとどうなるでしょう。

慣れれば問題ない人もいるかもしれませんが、耐えれない人もいるでしょう。

企業の体質を確かめるため質問してください。

3つ目の質問

御社でハラスメント教育はどのようにされてますか?

このように質問をして、『特にしてません』や『個人に任せている』と回答した場合は危険です。

ハラスメント講習は企業として取り組まなければなりません。

特に女性、高齢者、障害者に対して、厳しい会社は良い会社ではありません。

2020年4月からハラスメント規制法が施工されてます。

そのため企業は必ず対策を取らなければなりません。

ハラスメント対策はどうしているか質問すると企業の姿勢がわかります。

ブラック企業を事前に見極め調べる方法

ブラック企業か事前に調べる方法はあります。

✅厚生労働省

✅ブラック企業大賞

✅○○会社 労働基準法違反

厚生労働省のホームページ

厚生労働省の労働基準関係法令違反に係る公表事案から調べる方法です。

厚生労働省の労働基準関係法令違反

https://www.mhlw.go.jp/content/000534084.pdf

引用元:厚生労働省労働基準局監督課

実際に送検された企業を公表しています。

実名を公表されるとリアルですよね。

各都道府県の情報がまとめられています。

注意点

労働基準法の違反だけでなく、労働安全衛生の違反もあるので建築系の企業が多いのが難点です。

はれきち

送検されているので
事件として扱われています

ブラック企業大賞

誰もが安心して働けることを目的として、ブラック企業大賞実行委員会が毎年ブラック企業大賞を決めています。

ブラック企業大賞

ブラック企業大賞実行委員会メンバー

河添 誠(労働運動活動家/都留文科大学非常勤講師)

坂倉 昇平(NPO法人POSSE理事、ブラック企業ユニオン代表)

佐々木亮(弁護士)

神部 紅(ユニオンみえ書記長)

土屋トカチ(映画監督)

古川琢也(ルポライター)

松元千枝(ジャーナリスト)

水島宏明(ジャーナリスト・上智大学教授)

引用元:ブラック企業大賞

【ブラック企業を見極める指標】
●長時間労働
●セクハラ・パワハラ
●いじめ
●長時間過密労働
●低賃金
●コンプライアンス違反
●育休・産休などの制度の不備
●労組への敵対度
●派遣差別
●派遣依存度
●残業代未払い(求人票でウソ)

引用元:ブラック企業大賞

これらの指標を基にブラック企業大賞実行委員が選出します。

ちなみに2019年のブラック企業大賞は

【大賞】
三菱電機株式会社(メルコセミコンダクタエンジニアリング株式会社)

【ウェブ投票賞】
楽天株式会社

※ウェブ投票賞の結果は以下の通りとなります。
1.楽天株式会社 10303票
2.三菱電機株式会社(メルコセミコンダクタエンジニアリング株式会社)7507票
3.株式会社セブン‐イレブン・ジャパン 919票
4.長崎市 439票
5.吉本興業株式会社 327票
6.株式会社電通 297票
7.KDDI株式会社 274票
8.トヨタ自動車株式会社 101票
9.株式会社ロピア 66票

引用元:ブラック企業大賞
注意点

マスコミで話題になりやすい大手企業が選ばれやすいです。

確かにニュースやマスコミ、雑誌で取り上げられた企業が上位にいますね。

はれきち

いろんな分野の専門家が
理由を説明しているのは
分かりやすい

○○会社 労働基準法違反で検索

自分が志望している企業がブラックかどうか確認したい場合は○○会社 労働基準法違反で直接ネット検索するのがよいです。

大手企業だと、違反していればヒットします。

残業代の未払いや過労死の認定の情報を探せますから。

注意点

話題になりにくい中小企業はヒットしにくい

5ちゃんねるは参考にならず

5ちゃんねる(2ちゃんねる)の口コミ情報はあまり参考になりません。

おもしろおかしく、大げさに書き込む人が多いからです。

特に辞めた人が書き込んだ内容は信ぴょう性が微妙ですからね。

はれきち

SNSの書き込みは
鵜呑みにしないように

ブラック企業を除外して就活したい人へ

事前にブラック企業かどうか調べる方法やインターンシップや企業説明会、面接で質問をして、見分ける方法はわかったと思います。

どうしてもブラック企業は避けたい、でも自分で調べるのが面倒臭い、そんな突っ込んだ質問する勇気はない方は就活サイトが便利です。

就活サイトを活用すると紹介される企業の離職率がわかる場合があります。

入社後もヒヤリングしているので、ブラックな情報は集まりやすいのです。

就活サイトの運営会社は企業データの蓄積が他社との差別化につながりますからね。

JobSpring(ジョブスプリング

JobSpring

《対象》

関東圏勤務の会社を主に紹介

《特徴》

ブラック企業を徹底的に除外している

✅紹介した企業の早期離職率(3年以内)は0.1%

✅メールが大量に来ない、3,4社に限定

✅紹介企業は1000件の中からあなたに合う3,4件

✅万一不合格になっても支援が一緒に戦略を練ってくれる

✅内定後もサポートしてくれるので安心

他の就活サイトに比べ、3年後の離職率を公表しているところは稀です。

それだけ就職後も情報収集しているのでブラックは回避できますね。

MeetsCompany

MeetsCompany

《対象》

全国対応

《特徴》

座談会なので採用者へ踏み込んだ質問ができる

✅最大8社と出会える座談会

✅座談会で即内定もあり

✅採用イベント数は業界NO.1の650回

✅年間利用者は10万人(5人に1人が利用)

✅これまでサポートしてきた就活生は12万人

座談会でざっくばらんなことが聞けるのが面接と違うところですね。

踏み込んだ質問がたくさんできるのがいいですね。




まとめ

入社してから、ブラック企業と分かっても新人だと、どうすることもできません。

入社する前にブラック企業かどうか自分で調べる必要があります。

友達や5ちゃんねるからの情報を鵜呑みにしてはいけません。

最新の情報を収集するには直接、採用担当者へ聞くことが一番わかりやすいです。

昭和時代のほとんどの社員は猛烈に働いて、上司に怒鳴られ、ついていけない人は辞めるという流れでした。

平成から令和になり、社員の価値観も大きく変わっています。

出世やお金だけでなく、ライフワークバランスが重要視されるようになっています。

しっかり見極めて上でホワイト企業へ入社しましょう。

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Posted by はれきち