【22卒】就活生がすぐに役立つ本おすすめ10選【採用担当者推薦】

就活に必要な知識はネットや本、情報誌から得ることができます。
また先輩や友達から教わることもあるでしょう。
ネットでもよいのですが偏った情報も多く、どれを信用してよいか迷いますよね。
その中、本は就活の基本的な考え方を教えてくれます。
でも基本的な考えは分かりますが、ありきたりのものであれば、就活の役には立ちません。
この記事では就活にすぐに役立つ本のみをご紹介します。
私は企業の新卒・中途採用活動を15年以上している現役の面接官です。
就活に悩む人へ少しでも役に立つレシピ(情報)を提供しています。
勘違いしてほしくないのですが、就活本を買う目的は知識を広げるためではありません。
内定を取るための手段と考えてください。
就活は企業研究、ES、能力テスト、性格診断、面接の対策が必要になるのです。
何も知らないより、基本を押さえておけばネットの情報に振り回されることがありません。
この機会に就活の軸をしっかり固めておきましょう。
22卒の就活生がすぐ役に立つ本とは

就活本や面接対策に関わる本は毎年たくさん出版されています。
ここで紹介するのはすぐ就活に役に立つかどうかという視点で判断しています。
当たり前のことが書かれているだけだと参考になりませんからね。
10年前と今では求められる人材が変化している
私は採用担当者として15年以上携わっていますが、10年前と今では企業から求められる人材に変化が起きているのです。
ちょっと余談ですが、この10年で世界は大きく変わりました。
アメリカのグーグル、アップル、Amazon、Facebookはますます巨大企業になり、中国のアリババ、テンセントの台頭はすごいです。
日本のIT企業はどうかというと…完全に取り残されていますよね。
採用活動において10年前は平均的に優れている人を選んでいましたが、今は個性的で優れている人が選ばれる傾向にあります。
あらゆるサービスが仕事として成り立つ多様性の時代に入っています。
企業は従来の採用基準では閉塞感が打破できないと危機感を持っているのです。
どの企業に入社しても安泰はない

どんな有名な企業に入社できたとしても安泰という言葉はありません。
例えトヨタ、三菱商事、みずほフィナンシャル、日立に入社できたとしても絶対はありません。
電気自動車の時代になれば、テスラ―やグーグルがメインなっているかもしれません。
誰も未来は予想できないのです。
ただ言えることは将来性や多様性に順応できる会社を選ばなければ、後々苦労したり、転職することになります。
そうならないように就活の軸をどこに置くか本でしっかり学ぶとよいです。
就活本おすすめ10選

おすすめの就活本を10冊紹介します。
興味が沸いた本に目を通すだけでも視野は広がり、今までになかった発想が生まれます。
結果的に就活の取り組む姿勢が変わってくるのです。
史上最強の内定獲得術
<内定を取るためのマインド本>
何はともあれ就活を始める前と面接をする時にもう一度読んでほしいのが史上最強の内定獲得術です。
就活に取り組むマインドを正してくれます。
学生と企業が思っている考え方やイメージのギャップをわかりやすく解説しています。
これまで4000人以上を一流企業に就職させた就活塾の主催者が書いた本なので説得力があります。
これを読むと行動したくなる衝動にかられます。
就活を始める前に読むべき本と言えるでしょう。
「納得の内定」をめざす 就職活動1冊目の教科書
<内定を取るためのわかりやすい手順書>
1番の感想はわかりやすい。
まさに教科書のように就活全体を分かりやすく説明しています。
特に納得させられたのが人気業界のワナで『好きだから、イメージがよいというのはあくまでもサービスを受ける側の発想である』というもの。
就職すれば提供する側になるので見方は大きく変わる。
まさに『納得の内定』をめざなさいといけませんね。
就活全体を網羅している内容となっています。
業界地図2021
<企業研究の業界分析に最適>
業界地図2021は企業研究するに必須と言っていいでしょう。
業界を知れば、業界の規模、最大手、グループ企業がわかります。
未来予想もしているので今後成長する分野なのかわかります。
Twitterでもつぶやいたのですが、私のおすすめは10年前の業界地図を購入することです。
10年前と比べてあまり変わらない業界と劇的に変わっている業界が一目瞭然だからです。
300円程度で購入できますので比べてみてください。
科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方
<科学的に最高の職業を選択する方法>
自分はどんな職業に向いているのか自己分析をしたり、適性検査などで探しますよね。
でもこれはやっちゃダメなんです。
この本では職業の最適な選び方を科学的な根拠からひも解いてくれます。
好きなものは意外と飽きやすく、性格テストで選ぶのはダメだと根拠を示し教えてくれます。
幸福な仕事選びに役立つテクニックを参考にしたい人は必見ですね。
会社四季報ワイド版 2020年4集秋号
<上場会社を志望する人向けバイブル>
上場会社を志望するのであれば詳細なデータがのっている会社四季報がよいです。
会社四季報は株をやっている人だけが読むものではありません。
上場会社と取引している私もよく見ています。
売上や利益の推移はもちろんですが、会社の特色が分かりやすく弱点も記入されています。
仕入先、取引先もあるので企業の選択肢も広がります。
内定者こう書いた!エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版 2022年度版
<ES・履歴書・志望動機・自己PR作成の参考書>
一番最初につまづくのがエントリーシートの記入や履歴書の書き方です。
これは誰もが悩むところです。
個性的なアピールの仕方は参考になります。
書類審査で落とされないようにアピールする方法が例文として書かれています。
エントリーシートについて書いている数少ない本のひとつです。
Fラン大学でも東大に勝てる 逆転の就活
<面接対策でコミュケーション力を磨く本>
こちらは学歴にコンプレックスがある人ではなく、面接対策として読んでもらいたい本です。
私は長年面接官をやっておりますが、面接対策でもっとも重要なのはコミュニケーション力と感じています。
このコミュニケーション力を理論的に説明しています。
コミュニケーション力が高ければ東大に勝てると私も思えました。
会話調になっているので読みやすいです。
面接官の心を操れ! 無敵の就職心理戦略
<面接対策で面接官の心理を読み解く本>
メンタリストで有名なDaiGoさんが書いた面接対策です。
まさにその通りで、面接官を制すれば就活を制することができますからね。
面接官の心理を読み解く面接テクニックはもちろんですが、キャリア形成についても言及してくれているのは参考になります。
面接対策のバイブルと言っていい一冊です。
採用基準
<リーダーシップ最強論の本>
リーダーシップのバイブルの採用基準です。
マッキンゼーの採用マネージャーを12年務めた方が書いたリーダーシップ最強論です。
企業が採用したいリーダーシップ像を教えてくれます。
外資系はもちろんですが、IT系にいくなら一読必要です。
なぜ僕らは働くのか-君が幸せになるために考えてほしい大切なこと
<働く意味を原点から考える本>
最後は僕が一番おすすめする『なぜ僕らは働くのか-君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』です。
池上彰さんが監修している本で、マンガと図解で説明しているので中学生でも読めます。
読書満足度は驚異の97.5%です。
なぜ働くのか、当たり前すぎて忘れかけてる原点を教えてくれます。
自営やフリーランスを網羅しているので職業カタログして十分使えます。
まとめ:今、関心が高いものを選べばよい
就活を始める前に読んだり、面接の前、不合格になって読んだりと人によってタイミングは違います。
すべてを勉強する必要はありません。
今一番関心が高いものがあれば読めばよいのです。
興味がないのにムリに読んでも頭に入りませんから。
本は就活の手助けとなる手段のひとつにすぎません。
いいものは取り入れて実践して、自分のものにすれば内定に近づくことでしょう。
数千円で未来が変わると思えば、そして自分への投資と考えたら安いものです。
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