【就活の服装】初心者が面接でよくやっちゃうミス10選【男性編】

誰でも面接で失礼のないように服装には気をつけたいものです。初めて面接に向かうとき、本当にこの服装でよいのか不安になりますね。今は特に会社説明会をwebで行われるので、面接で初めてスーツを着ることも多いのではないでしょうか。
面接でよくやっちゃう服装のミスとはどんなものがあるのでしょうか?他のサイトではここまで細かく指摘している所はありません。何といっても実体験ですから。
私は大手企業の新卒採用活動を15年以上している現役面接官の「はれきち」です。採用する側の立場で、あなたの悩みを少しでも解決できるよう合否のポイントをぶっちゃけて配信しています(Twitter版はこちら)。
- 就活の服装は清潔感が第一
- 初心者がよくやっちゃう服装のミス10個
- 面接は見た目が大事
この記事を読めば、よくやってしまう初歩的なミス10個を防ぐことができます。服装についての心配なく、面接にのぞむことができるようになります。
ネクタイはセンスを見抜かれるので、派手目なのは避ける
※クールビズの服装が気になるなら、こちらからどうぞ
就活の服装とは

就活で求められるスーツのイメージは清潔感、爽やか、若々しさです。よって、シンプルでやや地味な、濃紺のいわゆるリクルートスーツが一般的です。結婚式に参加するスーツであれば、華やかさ、明るさ、オリジナリティがあってよいかもしれませんが、就活では求められていません。
面接で奇抜な色やデザインの服装だとまず不合格となります。土俵にすら上げてもらえないのです。いくら志望動機、自己PR、ガクチカが完璧だとしてもダメなのです。
中に着るワイシャツも求められているのは清潔感、爽やかさ、若々しさなのです。よって白一択となります。
ネクタイは唯一個性がだせる所ですが、リクルートスーツに合わせるには紺もしくは赤のストライプ柄が無難になります。
面接官が服装で見てるポイントは色、デザイン、バランスです。特にスーツ、ワイシャツ、ネクタイの上半身は座った時によく見えますから。

こだわりは就職して
からやりましょう
色
スーツはほとんどが濃紺(ダークブルー)一択ですが、鮮やかな紺だと目立ってしまいます。ダークグレーも候補としてありますが、ほとんどいません。
ワイシャツは白一択です。おしゃれなブルーや薄いピンク色だとどうしても目が留まってしまいます。リクルートスーツに合わせやすいのは白色です。
ネクタイは派手な色でなければ大丈夫です。
デザイン

スーツはダブルではなく、シングルスーツを選んでください。ボタンは3つボタンでも2つボタンでも構いません。スーツは無地もしくはストライプ柄であれば薄いものに限ります。目立つ柄やテカリのあるものは控えた方がよいです。
ワイシャツはストライプ柄ではなく、白の無地一択となります。おしゃれな襟もありますが、オーソドックスなタイプを選びましょう。
ネクタイはペイストリー柄やキャラものは避けましょう。センスを疑われます。
>>【面接官が教える】web面接や就活で印象良くなるネクタイおすすめ5選
バランス
スーツ、ワイシャツ、ネクタイのバランスを見られます。まとまりがあれば、問題ないですが、どこか派手な部分があると目が留まってしまいます。

バランスではサイズ感も
大事になります
面接でよくやっちゃう服装のミス10選
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まだ、スーツに着慣れていない部分が多いので最初はミスをしやすいです。その中でも特にやってしまうミス10をを紹介します。
①クリーニングのタグが付いている
⓶スーツ上着の背中がシワシワ
③上着ポケットのフタが中に入っている
④上着の襟が立っている
⑤ネクタイがねじれている
⑥ネクタイの長さがあっていない
⑦ネクタイの締めが緩い
⑧素肌の上からワイシャツを着ている
⑨インナーが派手な色で透けている
⑩靴下が柄物
クリーニングのタグが付いている
クリーニングのタグを取り忘れることがあります。上着であれば、襟の内側、ズボンであれば、ベルト通しの所にタグが付いています。タグが付いたまま面接していると恥ずかしいですよね。
また、購入したばかりのスーツだと左腕の袖にタグがついていたり、型崩れ防止用にしつけ糸がついています。スーツを着る時にしっかり確認しましょう。
スーツ上着の背中がシワシワ
スーツの上着の背中がシワシワなのはクリーニングをしていないからではありません。スーツの上着を着たまま、新幹線、高速バスに長時間乗っているとシワシワになるのです。
見栄えが悪くなるので、乗り物での移動は上着をなるべく脱ぐようにした方がよいです。

私も出張中は気を付けてます
上着ポケットのフタが中に入っている
ハンカチやスマホをポケットに入れると上着ポケットのフタが中に入ってしまいます。片方は出ているのにもう一方は中に入っているのです。アンバランスですよね。
トイレ後にハンカチを入れる時に直し忘れるので注意しましょう。

私もよくやっちゃうミスです
上着の襟が立っている
友達が近くにいれば、教えてくれますが、面接会場で襟が立っていても誰も教えてくれません。面接前は必ずトイレの鏡で身なりをチェックしてください。
襟が立ったままのぞむと、おっちょこちょいだと思われます。
ネクタイがねじれている
ネクタイは回数を重ねないと上手くできません。結び目がズレると真っすぐにならないので、ねじれてしまいます。結び目がきたないとズレてしまうのでやり直しましょう。
ネクタイの長さがあっていない
ネクタイが異常に長い場合があります。ベルトのかなり下まで伸びているとだらしない服装に見られます。長くてもベルトよりちょっと下程度に留めておきましょう。逆に短すぎてもバランスが悪くなります。
ネクタイピンは使用しても問題ありません。
ネクタイの締めが緩い
学園ドラマでよく見ますが、ネクタイの締めが緩く、おしゃれに着こなそうとしてはダメです。クールビズのように胸元がラフになってはネクタイの意味がありません。
首元でしっかり締めるようにしてください。
素肌の上からワイシャツを着ている
白いインナーを着て、ワイシャツを着るようにしてください。汗を書くと肌が透けてしまいます。清潔感がなくなるので、インナーを着る習慣をつけていきましょう。
女性面接官だとそれだけで落とされます。
インナーが派手な色で透けている
インナーの色が派手だとワイシャツが白なので透けて見えます。白、グレー、肌色のインナーだと問題ありません。キャラクターやロゴのTシャツは控えましょう。
靴下が柄物
対面の面接では上から下まで必ず見られます。靴下は無地の黒か濃紺が基本です。柄物やキャラクターはリクルートスーツに合わないので止めましょう。
※早い段階のインターンシップや一次面接では服装のミスをしやすいです。着慣れていない上に独特の緊張感で頭が真っ白になるからです。ただ、ミスをなくすには自分で最終チェックするしかありません。面接前は必ず鏡を見て、確認しましょう。
- 濃紺のリクルートスーツ
- 白のワイシャツ
- 青のストライプ柄ネクタイ
- 黒のベルト
- 黒のソックス
- 黒の靴
就活の服装はできて当たり前なので、プラスの加点になりません。問題あるとマイナス評価になります。
web面接の服装や身だしなみの実例が気になる方は下記からどうぞ。
>>【web面接】服装と身だしなみマナーがダメな実例15【面接官体験】
面接は見た目が大事

面接で大事なのは志望動機、自己PR、ガクチカなどの面接官とのやりとりだけではありません。実は見た目の印象が合否に大きく影響しているのです。
面接官は髪型、服装、顔の表情を見て、全体のバランスでいい雰囲気を持っているか判断しています。この段階で髪型が変、服装が派手と判断されると不合格となります。
ただ、髪型や服装で問題視されるレベルの人はほとんどいません。ちょっとした服装の乱れが印象に左右されることはあったとしても。ほとんどは『顔の表情』でイメージが付いてしまうのです。明るい笑顔を見せると印象がよくなります。
ただ、一旦悪い印象が付くと払拭するのは大変です。どんなに質疑応答を上手くやっても印象はなかなか覆らないのです。それぐらい、第一印象が重要になります。
第一印象をよくするコツは下記からどうぞ。
>>【採用者回答】面接は第一印象だけで決まる!やることは【2つだけ】
まとめ
初心者だけでなく、私でもついついやってしまうミスがあります。最近は度が過ぎる服装の人はほとんどいません。そのため、ちょっとした気遣い、気配りで印象が変わってきます。
特に面接は見た目で判断されやすいため、髪型、服装で隙を作らないようにしないといけません。それだけでなく、顔の表情を明るく見せないとイメージは向上しないのです。いくら完璧に服装を整えてもプラスの加点はされないからです。
要は服装でマイナス評価になると致命傷になります。面接前は緊張しますが、鏡の前で最終チェックしてのぞむようにしましょう。
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